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セラフィーヌの庭
2010年8月7日公開

セラフィーヌの庭

SERAPHINE

1262010年8月7日公開

いやよセブン

4.0

絵を描く才能と絵を見る才能

私は知らなかったが、フランスの実在した女性画家セラフィーヌ・ルイの半生を描く。 セラフィーヌは今で言うアスペルガー症候群みたいな感じで、他人との適度な距離感が苦手で、結果的に人間嫌いだった。 第一次世界大戦前のフランス、セラフィーヌは通いの家政婦の仕事をする傍ら、絵の具を自分で作り絵を描いていた。 引っ越してきたドイツ人の画商ウーデの目に留まり、その才能を認められたが、戦争が始まりウーデは逃亡、セラフィーヌは避難もせず描いていた。 映画で見る限り、彼女の絵は木や果実、木の葉など自然を題材にしているが、その迫力は異様ともいえるものだ。 また、画商が才能ある絵描きを発掘し、その才能を伸ばす役割を果たしていることに感動する。

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