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トロン:レガシー (2010)

TRON: LEGACY

監督
ジョセフ・コシンスキー
  • みたいムービー 328
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3.23 / 評価:1279件

解説

父親が創造した“トロン”と呼ばれるコンピューターの世界へ導かれた若者が、命を狙われながらも人類の存亡を賭けた死闘に挑むSFムービー大作。新鋭ジョセフ・コシンスキーが監督を務め、若者を『エラゴン 遺志を継ぐ者』のギャレット・ヘドランドが、父親を『クレイジー・ハート』のオスカー俳優ジェフ・ブリッジスがそれぞれ好演する。予測不可能なドラマや、スタイリッシュな近未来的映像などを迫力の3D映像で堪能したい。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

デジタル業界のカリスマ、ケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジス)が謎の失踪(しっそう)を遂げてから20年たったある日、27歳に成長した息子サム(ギャレット・ヘドランド)に父ケヴィンからのメッセージが届く。サムは、父ケヴィンの消息を追って父のオフィスに足を踏み入れるが、そこには衝撃的な真実が待ち受けていた。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
(C)Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

「トロン:レガシー」より進化した3Dで、ゲームの世界に入り込んだような感覚を体感できる快作

 美意識に貫かれた斬新な映像と、見やすさも効果もより進化した3Dで、ゲームの世界に入り込んだような感覚を体感できる快作。プログラムが人の姿をして行動しているコンピューターの世界が舞台だが、独裁者クルーが君臨し、まさにゲームのよう。世界の成り立ちには深入りせず、いかにもゲーム的な展開で最後まで一気に疾走するのだ。

 太陽はなく、青白い光を基調としたライトで建造物もメカも浮かび上がるコンピューターの世界のデザインが素晴らしい。たとえば、透明なシリコン素材で築かれたゲーム・グリッド(闘技場)。カメラの位置や角度が変わると複雑な構造が3Dで浮かび上がり、ライト・サイクル(バイク)でのバトルはじつにスリリング。プログラムが傷つくとガラスが割れたように体が砕けるが、3Dにおける破片の質感と飛沫感のリアルさに息を呑む。

 その一方、無気物ばかりの世界で、本など有機物もある創造主ケビンの隠れ家は「2001年宇宙の旅」の白い部屋を連想させ、生命を感じさせる。謎の女戦士クオラは、「ブレードランナー」のレプリカントたちをイメージさせ、暗に他のプログラムとの違いを示す。そして終盤の空中戦以後は「スター・ウォーズ」を喚起させ、楽しい隠し味となっている。CGで描かれた若きジェフ・ブリッジス(クルー)と、現在のジェフ・ブリッジス(ケビン)の自然な共演も驚き。現実の世界を無理に絡ませてはいないので、科学性は気にせず、新感覚の映画を楽しんでほしい。(山口直樹)

映画.com(外部リンク)

2010年12月16日 更新

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