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SP 革命篇
2011年3月12日公開

SP 革命篇

1282011年3月12日公開

lir********

4.0

できる上司、尾形が残念なことに

尾形の革命の動機、それほどまでに昔の事件は衝撃が大きかったんだろう。 でもテレビシリーズで見てきた常に冷静で思慮深い尾形の姿が、映画版で消えてしまった気がしました…。 同じ回想シーンを何度も繰り返し見せるのではなく、もうちょっと他の過去も出してくれたらいいのに。深みが出て納得できたかもしれないのに。 と、ドラマでの尾形の上司像に憧れていた自分は思ってしまいます。 アクションと迫力重視で繊細さが抜けてしまったのが残念。 でも屋上で銃を向けられた時の堤真一の演技、あまりに違和感なさすぎる総理役の山本圭や、いるだけで説得力を生み出す香川照之などは、テレビから派生した映画と思えないくらいに見応えありました。 なによりも井上と緒方の本格的で物悲しい格闘シーンは素晴らしかった。 セリフも音楽もなく、苦しそうな表情の井上と、何かが麻痺してしまったような目をした尾形とのプロの戦い。 あのシーンだけでも色々な突っ込みどころはどうでもよくなります。 エンドロール後の場面も爽快です。

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