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怪盗グルーの月泥棒 3D (2010)

DESPICABLE ME

監督
クリス・ルノー
ピエール・コフィン
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3.78 / 評価:1145件

解説

意地悪で皮肉っぽい月泥棒の活躍を描くハートフルなアドベンチャー・エンターテインメント。『アイス・エイジ』シリーズのプロデューサー、クリストファー・メレダンドリの製作のもと、ひょんなことから孤児の3姉妹を育てることになった月泥棒のドタバタを描く。声の出演には、『40歳の童貞男』のスティーヴ・カレルなどコメディー系俳優が集結。最新の3D技術を駆使して臨場感たっぷりに描いた主人公グルーの冒険を、アトラクション感覚で楽しめる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

史上最大級の泥棒を企てている嫌味な怪盗グルー。バナナでできた仲間のミニオンたちと共に、秘密基地のある家に住んでいた。月泥棒を企てるグルーたちだったが、ライバルの泥棒に大事な秘密兵器を盗まれてしまう。そこでライバルの家に出入りする孤児の3姉妹を利用しようとしたグルーだったが、なぜか3姉妹と共同生活を送ることとなり……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
(C)2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED

「怪盗グルーの月泥棒 3D」テリー・ギリアムの影響も見られる、飽きさせないアニメ

 あの「トイ・ストーリー2」や「ヒックとドラゴン」を抜き、アニメ映画の全米興収歴代10位となった最大の勝因は、いかに子供たちを飽きさせないか、を追及した、昨今のCGアニメでは珍しい作り手のこだわり。「クレヨンしんちゃん」ばりの下ネタギャグに、キュートでスラップスティックなキャラ・ミニヨン、ミサイル飛び交う空中戦のスピード感……。さらに、遊園地のジェットコースターのシーンでは、同じ製作チームよる「アイス・エイジ」シリーズで定番の滑走シーンの技術をフルに活用、3D映画として最大の効果を出すことに成功した。

 さて、「クリスマス・キャロル」のスクルージに、「チャーリーとチョコレート工場」のウィリー・ウォンカをプラスした、エキセントリックな悪人キャラの主人公・グルー。MSNBCのキャスター、キース・オルバーマンばりの動きを見せる計画発表など、どこか憎めないキャラで、オリジナルの吹替を務めたスティーブ・カレルはリカルド・モンタルバンとベラ・ルゴシを意識したイントネーションでまくしたてた。となると、関西弁をまくしたる日本語版の笑福亭鶴瓶はどうか? 同じく日本版キャストの芦田愛菜に比べれば、登場部分の違和感が残るものの、物語が展開するにつれ、薄れてくるのも「ディア・ドクター」で演じた偽医師との共通点も見られるからか? 決して大人向けではないが、アニメの醍醐味を再確認させられると同時に、随所で見られるテリー・ギリアムの影響に思わずニンマリしてしまう。(くれい響)

映画.com(外部リンク)

2010年10月28日 更新

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