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アブラクサスの祭 (2010)

監督
加藤直輝
  • みたいムービー 58
  • みたログ 151

2.88 / 評価:58件

坊主の苦悩と覚醒と

  • jig******** さん
  • 2012年4月2日 21時58分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

坊さんだって人間である。
人並みに悩みもし、苦しみもする。
ということだろうと思いますが、
それが伝わるほど自分が坊さん世界に
入り込んでいるわけではないので
理解するのもなかなか難しい。


昔はミュージシャンを目指していた坊さんが、
坊さんとして生きていくとつらい。
ということは、
昔の夢をあきらめきれないという未練が
俗世間に残っているわけで、
坊さんとしては失格の烙印を押されても
しょうがないように見えます。


私のあくまでも個人的な印象では、
坊さんは子供の頃から修行して坊さん道で精進して
立派な人になると思っているわけですが、
坊さん世界だけで生活せずに
俗世間の惑いを知ったものがこの世界に入り込むと
坊さんとして突き進む妨げになるのでは。


俗世間のことを知っているがゆえに坊さんになり切れない、
中途半端な坊さんになってしまう。
それは坊さんの修行が足りないからであり、
俗世間との係わりを絶つくらいの気持ちがなければ
彼が坊さんとして大成することは叶わないのでは。


で、本作の坊さんが
坊さん道を極めたいと思っているのかというと
そうではないので、好きにロックでもなんでも
やってくれればいいんじゃないでしょうかとなるわけで、
俗世間に慣れすぎた坊さんが今後
坊さん独特の世界をどう変えていくのか、
どう折り合いをつけて係わっていくのか、
そのうち一般人でも坊さんに気軽になれるんじゃないのか、
などなど変化の兆しなんだろうかと思ったわけでして、
坊さんも人の子なんだねと結局はそこに落ち着くのかなと。


まーでも、
坊さんの説法がありがたく聞こえるのは、
しっかりと修行した人だからだよねってことなのかなと思うと、
ロックな説法とかいらんわと、
坊さんにはいつまでも堅物でわかるようなわからんような説法を
言っていて欲しいと思ってしまいます。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
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