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マリア様がみてる (2010)

監督
寺内康太郎
  • みたいムービー 30
  • みたログ 83

3.80 / 評価:90件

やっつけ仕事な作品

  • jironn さん
  • 2010年11月11日 18時25分
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

「痴漢男」「BOYS LOVE」「となりの801ちゃん」等、寺内監督はいつも無謀な題材を無難に映画にしているという印象があったのだが、今回の作品はちょっと違った。

ただ仕事として監督をこなした、そんな印象を受ける。
実力のある監督だけに、とても残念。

内容はほぼ原作通りなのだが、原作を尊重したというよりは、いかに上手く映画にするかという工夫を放棄した作品。

アイドル映画なので、出演者の演技力をどうこう言うつもりは無い。
しかし初々しい彼女たちの、このタイミングでしか写真にすることが出来ない“瞬間の魅力”を、もっと大事にしてあげることは出来なかったのか。

いかに彼女達を魅力的に撮るか、そのための演出的努力が殆どなされていない。
それこそがアイドル映画の肝なのに。

見の前で行われている彼女達のお芝居をただカメラで撮りました、といった印象。
当然演技力のあるキャストの場合、この撮り方でも映画になるのだが、このキャストでは無理。

せっかくの芝居どころである、裕巳が泣くシーンも、もっと上手く撮ってあげれなかったのか。
未来穂香の演技力に総てを託す撮り方では、新人の彼女にはあまりにも荷が重すぎる。
この重要なシーンの責任を一人で負わされた彼女があまりにもかわいそう。

90分という短い尺だが、演出の緩急が無く淡々と進むので、物凄く長く感じた。
ラストシーンも本来ならクライマックスのはずなのに、それまで同様特に盛り上がりもせず、淡々と流れていく。

ただ、主題歌は作品にとても合っていて良かった。

制作費、制作期間が限られていたと思われるので、この出来でも仕方ないとは思うが、この監督&キャストだったら、もっと上を目指せたと思う。
それだけにとても残念な作品。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • コミカル
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