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マリア様がみてる (2010)

監督
寺内康太郎
  • みたいムービー 30
  • みたログ 83

3.80 / 評価:90件

原作未読だけど、良い映画でしたよ。

  • nitro_alive さん
  • 2011年1月27日 20時25分
  • 閲覧数 1506
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

 友人に薦められ、、、というよりも
「理由がわかんないのだけどよい作品だと思ったので、確認して」と懇願されて鑑賞。
「87%の確立で、俺はだめだと思うけど?」と友人にも宣言してからシアターに入ったのだけれど。。。
 見終えると、オイラ基準の13%の内に収まる繊細な良い映画でした。

 こちらのレビューで「演技が拙い」と評されてる方が多いようですが、周囲を見回して見てくださいな。
 あの年頃の女の子独特の会話って芸人の「少年少女」のネタのように、どこか現実感が無かったりするでしょ?
 メディア上での「演技」での会話のイントネーションって、「日常」会話ではオーバー以外の何物でも無いと気が付かれません?
 監督は演者の力量も併せ、「日常」の延長上の「リアル」の方向で、この作品内の世界を纏め上げている、と私は感じました。

 学校社会独特の学年間格差(社会に出てからの3歳の差なんてたいした差じゃないのだけれどね)をより明確にするために主役の福澤祐巳に13歳の未来穂香をキャスティングして、少女たちの中でもひときわ少女性を際立たせ、
ほかの子たちも学年ごとに余裕=役者としてのキャリアごとに配役されているし、
1年生で達観したような子にはキャリアのある子を配役してキャラクターメイクで華やかさをあえて消している。

 だから、作品を表現するために消させた個性の代償として、彼女たちの生き生きとした表情のスチールをエンドロールに入れ込んでいるのですよ(これ「女王の教室」のエンディングで天海祐希が踊ってたのと同じ手法)。

 まぁ、オタ萌え映画だと(戦隊とかの特撮出演歴のある子が多いし)高をくくって見始めたのに、どんどん面白く見入っていたオイラがいましたよw

 この監督の作品をほかに見たことは無いのだけれど、与えられた規模や予算の中で最適な表現の出来る「アルチザン」だな、と関心させられました。

 日本の映画状況は「アルチスト」もどきを重用しすぎだよぉ!!!!

 星は贔屓目込みで☆4つっ。

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