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シネマ歌舞伎 大江戸りびんぐでっど (2010)

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3.41 / 評価:61件

ん~。

  • shiokara_bomber さん
  • 2019年3月28日 13時48分
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    • 総合評価
    • ★★★★★

友人に感想を求められDVDにて鑑賞。
冒頭から「・・・ん~・・・そーですか。そーじゃないんだけどなあ」の連続。
クドカン脚本演出という事である程度は覚悟してましたが、やっぱりこーなるよなあ宮藤官九郎じゃなあ。

居残り佐平治、品川心中(大傑作映画『幕末太陽傳』はオススメです)などの落語ネタを織り交ぜながらなのはまあ判るのですが、うん、そーじゃない。そーじゃないぞクドカン。

歌舞伎座さんからの依頼なのだから、もっと丁寧に作って欲しかったな。
勘三郎さんの顔にドロを塗る(ある意味文字通り)様な事をしちゃダメだ。
そんな酷い脚本の中でも大看板の勘三郎さん、勘九郎・・・あ、当時まだ勘太郎さんだったのか、七之助さん、そして染五郎(現、幸四郎)さんなどなどはそんなヘボな脚本の中でもなんとか立ち位置を確保して立ってらしたが、いかんせん立つ瀬の脚本が脚本だけになかなか苦しい。

物語の根本世界がもう雑なので、こーなると個々の役者の技術を観るしか楽しみが無い。
染五郎(当代幸四郎)さんが一生懸命この崩壊している世界観を繋ぎ留めることに腐心をしてらしたし、多分これが精いっぱい。いや、お見事だと思います。思いますが、まあしょーがない。
七之助さんは本当にお美しい。つくづく惚れ惚れする女形になられたんだなあ、と毎度感嘆します。
三津五郎さん、出なくていいのにこんな脚本なんだから。まあ、勘三郎さんに言われたらそーも行かないか。
勘太郎(当代勘九郎)さんは今一つ勘所を掴めないままだった感がありながら、そもそもあの役に勘所などない訳で、これもまたここが精いっぱいだった気がします。
勘三郎さんはまあ、流石にもう「あ~上手ぇなあこの人」としか。
クドカンの師匠筋である松尾スズキさんの頃から大人計画と仲良かったもんなあ。

で、居残り佐平治役の井之上隆志さんは元、劇団カクスコで唯一といって良い器用な俳優さんだっただけに、佐平治という口八丁な役にキャスティングされたのは理解できるのですが、ん~・・・そーいう脚本になってない故に・・・。
大好きな俳優さんだっただけに、お亡くなりになった時は本当に残念で残念で。

こんな感じで一事が万事。
これだけの役者を揃えてもここまでのモノにしかならない、ある意味ここまでの作品にまで持ち上げたのは個々役者たちのチカラなのですが、おそらくこれが精いっぱいなのだろうな、という事は判りました。
クドカン、頭丸めて出直して下さい。

あ、触れ忘れましたが獅童さん。何してんの?

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