チャック・パラニュークの謎
- しんまん さん
- 2011年11月8日 13時03分
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原作は「ファイトクラブ」のチャック・パラニューク。
ファイトクラブに因んでの「セックスクラブ」なんかな~?
しかし・・・またひどい邦題である。
しかも「R-15」!
いやでも「そっち系」を期待するわな!
原題は「CHOKE」。
息が詰まったフリをして、
人からお金を恵んでもらう行為の事である。
セックス依存症のヴィクター(サム・ロックウェル)は、
依存症を治す為、「セックスクラブ?」に通っているが、
その会の人間ともついついヤッテしまう。
母のアイダ(アンジェリカ・ヒューストン)が、
認知症で入院しており、
その病院患者の「オババ達」ともヤッテしまう。
お金が無く、アイダの入院費を払う為、
「CHOKE」をやり、善人からお金を貰っているのである。
「CHOKE」はヴィクターが幼い時に覚えた「手」で、
幼い頃からアイダの為にやってきた事が、癖になった様である。
そんな母想いのヴィクターだが、
アイダはヴィクターの顔も名前も覚えていない。
看護婦のマーシャルは、
ヴィクターの出生の過去を調べて行くうちに、
ヴィクターがキリストの血が入った、
「ハーフクローン」だと言い出すが
・・・その真相は?!
「トイレの床でセックス」
「飛行機のトイレでセックス」
「部屋の床で強姦プレイ」
R-15なので過激なシーンは出てくるが・・・
若いネーちゃんとヤル時の、長回しのシーンは、おっぱいなし!
若いネーちゃんのオッパイが出てくるのは2、3回だけ!
しかも一瞬だけ!
・・・これはイタダケない。。。
変わりと言っては何だが「オババ」の・・・
いや、やめとこう。。。
ヴィクターの出生に関する真実は、
アイダがヴィクターの事を思い出した時に明かされる。
しかし、このオチの意味がいまいち分からない。
ヴィクターとアイダの関係は結局何だったのか?!
恐らく「親子愛」を伝えたかったのだろうが・・・
マーシャルとヴィクターの関係は何だったのか?!
恐らく、ヴィクターの「病気」を治せるのは、
マーシャルだと言いたかったのだろうが・・・
とにかく、「ひねり過ぎ」なのである。
聖人かセックス依存症か?
良い人か悪い人か?
罪人でもなければ、神のコピーでもない?
良い母か優しい息子か?
それは自分で選択出来る事・・・
どっちに飛ぶかより、まず飛んでみる事・・・
ファイト・クラブの時も思ったが、
ラストのオチの解釈が難しいし、曖昧な部分が多い!
分かった事は、
ヴィクターのセックス依存症が治っていない事、
また、飛行機のトイレで「ヤッテ」いる事である。。。
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