2010年10月9日公開

ブロンド少女は過激に美しく

SINGULARIDADES DE UMA RAPARIGA LOURA/ECCENTRICITIES OF A BLONDE-HAIRED GIRL

642010年10月9日公開
ブロンド少女は過激に美しく
3.1

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(21件)


  • あき

    3.0

    なんだこのタイトル

    ブロンドというよりブルネットだし、少女じゃないし、過激でもありません。主人公の青年が自分の恋の顚末を語るところからお話は始まります。地味ですがポルトガルの風景が美しく、クラシックな重厚さがある作品。

  • rec********

    5.0

    老齢という言葉に何の意味があるのか?

    オリヴェイラ監督この時100歳超。 主演はお馴染み愛孫息子リカルド・トレパ君。 その半分程度しか生きていない自分が常に嫉妬している、もはや若き日の思い出の中にしか存在しない抑えがたい蟲。 それを100歳の監督がこうもたやすく手繰る事が信じがたい64分でした。

  • low********

    2.0

    ん、イザク青年ではないか

    主人公は「アンジェリカの微笑み」のイザク青年。貧乏人が身分の違うお金持ちの女性に恋をする。彼だけが一生懸命。話の展開が途中まで一緒じゃん。 ラストには驚いたけど、話が長く感じた。「アンジェリかの微笑み」は面白かったけどね。

  • nn1********

    3.0

    一口寸評

    遺作『アンジェリカの微笑み』(14)とともに初DVD化され、やっと観ることができた。めでたい。 監督が丁度100歳時の作品である。 原作は、19世紀に書かれた短編小説「ある金髪女の奇行」。 この国の街角はどこを映しても時代を超越した趣があって羨ましい。 主人公が一目惚れするブロンド(?どちらかといえば茶髪)少女(カタリナ・ヴァレンシュタイン)は、美形だが内面が描かれることはない。 監督好みの美貌、それがすべてだったのかもしれない。 だからだろうか、この女優はその後ほとんど映画に出ていない。 オリヴェイラ監督の戯れの美学が、64分という尺のなかに凝縮された佳作。 評価は3.5★。

  • shi********

    1.0

    少女は美しいが全然「過激」ではない。

    最初に嫌がらせとしか思えない短編あり。 バカな男がペラペラ喋るだけの見る価値もない代物。 開映時間の30分後に入っても本編には間に合う。 その本編も見る価値があるかというと、ないと断言できる代物だ。 「誰にも話せないことは見知らぬ人に話せ」というわけで、列車で乗り合わせた老婦人に男が語る本作。 その内容たるや、映画にして見せるものではない。 確かに少女は美しいが「過激」ではない。 ブロンドと言うが輝く金髪ではない。 男を翻弄するような小悪魔的言動もない。 何が言いたいのかサッパリわからない作品だった。 アホらし・・・。

  • sea********

    3.0

    ネタバレ100歳の美学。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ann********

    5.0

    平明であることの流石

    オリヴェイラ監督、この若々しさはなんだ。 一切の無駄を省き、 しかし、あらゆる示唆にとんだこれは こちらの妄想を無限大に拡大させる。 可視化できないものの裏側に 恐ろしい何かが、 無口に多くを語っている。 この平明である事の見事。 もはや、何も言うべき事がないほど 映画の手本として、すべての映画作家は これをみるべきだろう。

  • ken********

    2.0

    なにそれって終わり方

    終わった後、その終わり方は、なんじゃそりゃっていう話でした。 なにが、ブロンド少女は過激に美しくなのかよくわからない。 100才の監督が作ったから、すごいのかもしれないけど、普通の映画としては、おもしろいところがない。 映像も美しくないし...

  • mai********

    3.0

    過激ではないですが…

    過激というタイトルはどうかと思いますが ブロンド少女に心惑わされるイイ年こいた男性の愚かさは面白く見れると思います。 あんな風に窓から顔を覗かせる美少女… まぁ~気になりますよねぇ~ 見られてるからと言って、どうにかなるわけじゃないのに…(苦笑) その気になって、舞い上がって… 男ってバカですよねぇ~

  • rel********

    4.0

    楽に観させてもらえない・・・

    単なる1コマではない、ドッシリとしたカットの連続。 語られているセリフやシチュエーションは平易であっても、そのカットが連続して暗示するイメージはとんでもなく神秘的に謎めいていて、容易にメッセージをキャッチできない。 それほど訳がわからない難解な作品にもかかわらず、観終わった後の充実した満腹感は何なのか。決して他の映像作品では味わえない独特の後味だから、この監督の作品はやめられない。

  • yng********

    3.0

    短編恋愛小説をオリヴェイラの文体で味わう

    「ポルトガル人はポルトガル映画を見ない」と同じポルトガル人監督のペドロ・コスタが最近雑誌で語っていたが、シネコン時代に入った日本でも少なくとも大都市ではまだオリヴェイラ監督の作品が定期的に見られるのは幸いというべきだろう。 本作は同じポルトガル人作家の短編小説に基づいたもので、純粋な若者が美しい女性を見初めてからの恋の行方を描いたものだ。主人公の若者は監督の孫だそうだがなかなかハンサム(同行者はサッカーのベッカム選手に似ていたという)で一途な若者を好演していたし、お相手の若い女性も題名にあるような「少女」の部分とより魅惑的な大人の女性になりかけた部分とか垣間見られ魅力的であった。また脇を固める俳優が立派なのはヨーロッパ映画ならではといえるかもしれない。 映画全体としては各シーンが演劇的とでもいうのか、舞台を見ているような感じがするところもあり(主人公が一時住まう部屋でのシーンなど)、印象としては最近の同監督作では「夕顔」にニュアンスやテンポが似ているかなという気がした。また描かれているリスボン?の町のなんともいえない豊かさはうらやましい。 見終わった後原作の小説を読んでみたいなと思ったし、また本当のところはどうなのかと同行者といろいろと話し合えるという点ではなかなか興味深い映画であるが、出演者が泣き叫んだり、アップを多用したり、音楽で盛り上げたりして「感動」をもたらしてくれる映画とは言えないので、逆を言えばそういうものじゃないものを見たいという方には向いているかもしれない。 私が見た日比谷のシャンテシネでは本作品の上映の前にゴダールの「シャルロットとジュール」を上映したが(どういう理由かは映画館には書いてなかったと思うが)、若い男女の恋の行方と意外な結末を短編で描くという点で共通しているということなのだろうか。

  • ann********

    5.0

    美しくてエレガンス

    初日初回の<特別上映&トーク付>を観てきました。 予告編でのカタリナ・ヴァレンシュタインの姿・美しさが際立っていて 今日の日をすごく楽しみにしていました。 100歳の監督の作品とは思いえないほどの色っぽさ。 そして美しくてエレガント。 1つだけとってもキュートなシーンがあって! それに"ギャップ"に驚かされました。 トークショーの中のお話で ルイザ役のカタリナ・ヴァレンシュタインにオリヴェイラ監督は 演技指導はせずに、扇の指導しかしなかったそうです。 劇場で販売しているパンフレットには全部書いてあるので 読まないで観ることをおススメします☆ 同時上映のゴダール監督作品 『シャルロットとジュール』も素敵でした! おススメです☆

  • tar********

    5.0

    ネタバレブロンド少女は過激におぞましく

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • bsm********

    1.0

    意味不明

    日経新聞に掲載されていた映画評論家の極めて高い評価に誘われて見に行きました。しかし、何一つ感動も感心もするところはありませんでした。映画の構成、登場人物の意味、全編理解不能だと決め付けるのは私の教養の限界でしょうか。ちなみに私は東京大学で数単位、哲学を取りました。

  • ema********

    2.0

    百年の恋も…

    ブロンド少女は確かに美しい小悪魔の風情があるんだが、「過激」という邦題は納得がいかない。「過剰」のほうがいい。 ブロンド幻想は善良な男の判断力を鈍らせる。 寓話の短編ならあっさり淡々と進行するのもわからなくもないが、あまりにあっけない最後に劇場の空気がざわざわしてた…主人公が終始狐につままれたような顔をしていたが、こちらもそういう気分になった。それが演出の狙いなんだろう。う~ん…

  • ********

    5.0

    稼ぐ男と盗む美女

    2009年。マノエル・デ・オリヴェイラ監督。貧しい会計士の若者は事務所の窓から見える隣の美少女(監督の孫)にひとめぼれ。どこか神秘な気品がある少女のために、働いて財産をつくったうえで結婚しようとするが叔父が猛反対。仕事を首になって追い詰められていくが、、、という話。いや、という話を男自身が電車に乗り合わせた見知らぬ他人の女性に語って聞かせるという映画。 窓から見る美少女は白の薄いベールの前に立ち、扇をひらひらさせていて、ほとんど実体のない影のようです。その影のような美少女との結婚のために男は遠い異国へ出向いて必死で働く。ところが、結婚直前になって、この美少女に盗癖があることがわかってあえなく破綻するという展開です。なんのためにあれほど稼いだのかということですが、しかし、彼女がいなければ彼は働く意味を見いだせなかったはずです。彼女がいたから彼はあれほど一生懸命に稼ぐことができたのです。そして叔父が結婚に反対したのは彼女の盗癖に気付いたからであるらしいことが、かなり冒頭にそれとなく示されている。最初から盗癖には気づかぬことにしておいて、私に生きがいをくれる存在として、必要とされた影のような美少女。 それはラストでマリオネットの人形のように椅子のなかで四肢を投げ出して頭を投げ出す彼女の姿でわかります。彼が生きがいを見出しさえすれば彼女の出番は終わりなのです。 金をため込んだブルジョワの豪邸、主人公のなけなしのチップの紛失、彼の蓄財と友人のための借金返済、そして彼女の盗癖。金の流れをとおして一人の青年が自分の道を見出していくことが、最後の一本道のレールでも表現されています。そういえば物語とは全く絡んできませんが、彼は会計士だった。

  • まるたん

    2.0

    コミック雑誌なんかいらない

    往年の相原コージの四コマ漫画を思わせる作品である。 なんでもかんでも「シュール」という言葉で括ってしまって許される時代が80年代にあったことを、相原コージの名前とともに思いだした。けれど楽しかった空虚なる80年代よ! 映画は、作家の作品の連続性で愉しむことも出来る。だが、それを外してしまえば、この映画は、毎週コンビニにならぶ、コミック雑誌の「シュール」な四コマギャグ漫画を、奇妙なブルジョア趣味で味つけただけのものである。 よし、それをむしろ肯定的な脱力感として受け入れることにしよう! そうすると、100歳を迎えた爺さん監督の諧謔趣味に、してやられたという積極的に何かを映画の感想として語る気力が湧き上がってくるかも知れない。 今日の銀座の夜は、寒くもなし。ガード下のもつ焼き屋にも行く気にはならない。 爺さん、すみません。けど、忘れられない脱力感に敬意を表して、星は一つオマケ。

  • rir********

    4.0

    若々しさに涙

    老いたからと言って、 それを特別視されるべきではないと思うが でも、この若々しさに、 オリヴェイラの作家としての業を深く受け取って 大満足。 「コロンブス」の時は、少し眠くなったが 今回は、一気に惹き付けられた。 言葉には置き換えられないものを受け取れたことに感謝。

  • pan********

    5.0

    極上のカタルシス

    オリヴェイラのなんと簡潔なことよ。 青年が長距離列車のなかで語る奇譚。 我々はその小話から悪夢にいざなわれ 思わぬピリオドではしごを外される。 64分の巧さ。 その衝撃は悪魔的にこちらをからめとる。 見事だ。 これ以上長く書くことも無粋。 見て体験されよ!

  • ori********

    3.0

    ネタバレ殿方はブロンドヘアに恋をする

    このレビューにはネタバレが含まれています。
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