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玄牝 -げんぴん- (2010)

監督
河瀬直美
  • みたいムービー 69
  • みたログ 61

3.97 / 評価:38件

何も感じなかった。

まず、「自然分娩を選んだ私たちが正しくて、他の病院は間違い」思想にかられた人々ばかりが前半に登場するので、まずそこには疑問を感じた。
自然分娩を推奨するのは良いけど、それを「絶対善」だと思い込んでしまうのは危険だろう、と。もっと柔軟な考えを持った方が良いんでないの?と。自分のしている事のみが正しいと信じ込んでしまうと、それはもはや「カルト」になってしまうよ、と。

しかし、「自然分娩礼賛プロパガンダ映画」に成り下がってしまうのかと思いきや、後半に結局帝王切開で出産したという人や、そこで働く助産婦さんの正直な証言等によって、両義的な側面も持ち始めたので安心した。


でも、映画として全く面白くなかった。
言うまでもなく「生命の誕生」というものは感動的だ。だけど、そこに神秘的な感じとか、そこから死生感とかそういった物を僕は全く感じない。だから、この映画を観ていても何も感じなかったし、どうでもいいとさえ思った。


「出産」をそんなに大それた風に捉えなくても、良いと思う。


この作品なんかよりも、極めてパーソナルな視線で「出産」を撮影した拙作『もここ』の方が、よっぽど現実的で面白いし、感動的だと思う。(自画自賛)
http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20081009/1223570072

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ロマンチック
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