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キック・アス (2010)

KICK-ASS

監督
マシュー・ヴォーン
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4.18 / 評価:3,397件

解説

とあるコミックオタクの平凡な高校生が、自ら“キック・アス”と名乗り、ヒーローとして活躍する姿を描くアクション・ムービー。ブラッド・ピットが製作に名を連ねる本作は、マーク・ミラーの原作を『レイヤー・ケーキ』のマシュー・ヴォーン監督が映像化。『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』のアーロン・ジョンソンが主人公を好演するほか、『(500)日のサマー』のクロエ・モレッツが美少女ヒーローを熱演。実際にアメコミマニアのニコラス・ケイジふんする“ビッグ・ダディ”の名演も見逃せない。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

コミックオタクでスーパーヒーローにあこがれる高校生デイヴ(アーロン・ジョンソン)は、ある日、インターネットで買ったスーツとマスクで、ヒーローとして街で活動を始める。何の能力も持たない彼はあっさり犯罪者にやられるも、捨て身の活動がネット上に動画で流され、“キック・アス”の名で一躍有名になってしまう。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)KA Films LP. All Rights Reserved.
(C)KA Films LP. All Rights Reserved.

「キック・アス」快感のツボを次々に押され、見終えた後はスッキリ

 まだちっちゃい娘に向けて、ズドンと一発。こちらでいえば小学3年ぐらいだ。女の子は仰向けに倒れる。防弾チョッキを身につけていて大丈夫とわかるが、さすがにドキッとするショットだ。父親は娘にむけてさらに一発。殺人機械となるための訓練のひとつなのだが、映画とわかりつつ、狙いを外さないか観客は不安になる。

 というのもなにしろ父親ビッグ・ダディ役が公私ともにぶっ壊れているニコラス・ケイジだからだ。ところがいいのだな、この元刑事のケイジが! これほど引き締まって無駄のない演技を見せるケイジは初めて、失礼、久しぶりのような気がする。そして彼が演じるビッグ・ダディの娘ヒット・ガール役がクロエ・グレース・モレッツ。いやいやいや、大好き!!!!! いいのかこんないたいけな子にこんな残酷をやらせて、と思うが、とにかく、父親の復讐の片腕として大量殺戮を楽しそうにあらゆる武器を駆使してやってのける。彼女の敏捷な身のこなし、マスクから覗く可愛い瞳、身体の戦闘力と連結してまくりあがり、四角形を作るクチビルがかわいい!!!!!

 とにかく、悪い奴らは皆殺し、殺しの快感が彼女の少女未満の身体から直接的に伝わってくる。こちらの快感のツボが次々に押され、見終えた後はスッキリとし、とてつもなく幸せになるのだ。ビッグ・ダディ+ヒット・ガールがプロフェッショナルとすれば、キック・アス(アーロン・ジョンソン)はアニメの正義感がそのままコスチュームを着けてストリートに出た、というボンクラ扱い。とにかく、いかした脚本だ。(滝本誠)

映画.com(外部リンク)

2010年12月9日 更新

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