やっぱり犬の話
- tridoor さん
- 2010年9月27日 10時08分
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押井守が舞台演出?しかも、鉄人28号?
違和感だらけのままDVDを再生する。
しかし、往年の押井ファンにはどこか懐かしい感じだった。
埋め立て地、セイタカアワダチソウ、野良犬、立喰師と、これまでの押井作品には耳なじみのワードが登場していたので。
この世界観に安心してストーリーに入れる。
オリンピック直前の東京を舞台に、オリンピックの妨害を画策するテロリストと警察の戦いの最中、正義について悩む金田少年の話。
鉄人の操縦者金田正太郎を、南果歩が演じている。
二役で、ケツネコロッケのお銀もやっている。どちらかというこっちの方がメインかな?
今回は、警察よりもテロリスト側、つまり野良犬の生き方にかなり焦点が当たっていた。
でも、結局、犬の話なんだけど。
さて肝心の鉄人は動くのでしょうか?
なんで鉄人28号だったのか?
戦後民主主義の正義を当作品だった。
最後に、この作品を楽しむためには、まずアニメ《ご先祖様万々歳》の劇場版を見て、《立喰師列伝》を見て、《人狼》を見て、《機動警察パトレイバー》のTV版の押井守脚本回を見てから、鑑賞することをおすすめする。
これらの作品をミックスすると、この舞台鉄人28号になるから。
それから正太郎くんは、失踪後、女になったの?
音楽はいつもの川井憲次が担当していて、歌も、踊りも良いですよ。
押井ファンなら安心して楽しめる作品です。
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