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デイブレイカー (2009)

DAYBREAKERS

監督
マイケル・スピエリッグ
ピーター・スピエリッグ
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3.54 / 評価:400件

解説

人類が絶滅の危機に瀕し、バンパイアが世界を支配する近未来を描くSFアクション・スリラー。絶滅寸前の人間と圧倒的支配者であるバンパイアの世界という発想で、これまでの両者の立場が完全に逆転した独創的な映像世界が展開する。監督は、『アンデッド』で一躍注目を集めたピーター、マイケル・スピエリッグ兄弟。キャストには、『クロッシング』のイーサン・ホーク、『処刑人II』のウィレム・デフォー、『エンジェル』のサム・ニールら実力派がそろう。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

人類のほとんどがバンパイアと化した近未来、食糧源である人間の数は減少する一方だった。バンパイアは不老不死である代わりに、人間の血液を取り込まないと理性を失い凶暴化してしまう。そんな中、自らもバンパイアである血液研究者のエドワード(イーサン・ホーク)は、絶滅寸前の人間に危害を与えずに済む代用血液の開発に奮闘するが……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「デイブレイカー」様々なアイデアが炸裂し、飽きないバンパイア映画

 バンパイア業界は様変わりした。純粋ホラー、あるいは身を隠し孤独に生きるスタイルから、他ジャンルとの血のミックスを楽しむスタイルになってきた。特に狼族とのジャンル混交が一種のブームとなり、その流れに「アンダーワールド」「トワイライト」が存在する。もはやニンニク云々、十字架云々は誰も省みない古くさい迷信のごときものになってしまった。

 ジャンルをSF寄りに設定し、斬新なアイデアで新味を出そうと試みたのが「デイブレイカー」である。とにかく、ゾンビにエイリアンをからませて、高尚なのかゲロなのかわからないが、とにかく面白かった「アンデッド」のピーター&マイケルのスピエリッグ兄弟が、ジャンルをバンパイアに変えて挑戦。

 出演がイーサン・ホーク、ウィレム・デフォー、サム・ニールとくればそれだけで、ただならぬ作品という気がするではないか。特にホーク出演作にはずれ無し、は「クロッシング」を観てもわかるだろう。彼が出演しただけで、シリアスな詩情が保証されたようなものだ。

 コウモリから発生したウイルスで人類のほとんどがバンパイア化、不死化した未来社会の最大の難問は食料問題、つまり血の欠乏である。供給源の人間が滅亡寸前で、人工血液の供給も上手くいかない。バンパイア同士で血をすすり合えば、サブサイダーと呼ばれる凶暴なモンスターに変貌を遂げる。

 人工血液の研究者であるサラリーマン・バンパイア(バンパイア世界も弱肉強食の資本主義であることに変わりない)のホークは、ある日、逃亡中の人間と知り合いになり、彼らを通じて、元バンパイア、現在人間という稀少例に遭遇、運命が激変する。様々なアイデアが炸裂し、飽きない。(滝本誠)

映画.com(外部リンク)

2010年11月18日 更新

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