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カウントダウンZERO (2010)

COUNTDOWN TO ZERO

監督
ルーシー・ウォーカー
  • みたいムービー 58
  • みたログ 33

2.47 / 評価:19件

原発じゃなくて核兵器だと少し距離を感じる

  • movie109 さん
  • 2011年9月5日 12時59分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

「ライフ」に続いてこの日2本目のドキュメンタリー作品。
正直「ライフ」も、すごく面白いってわけじゃなかったのですが、これはさらに地味でしたねぇ~~



震災の原発事故のあとに、いくつかの原発関連の映画が話題になりました。
中にはドキュメンタリー作品もあったりして、それを観た多くの人が考えさせられるレビューを書かれていました。
だけど、結局1本も観る機会がなくってさぁ~~σ(・ω・。)

ってことで、いつも行く映画館でもこの作品が上映されるので、遅ればせながら行ってきました。
けど、原発関連というよりは、“核兵器”に的を絞った作品でした。
あり?ちょっと期待していたのと違って残念・・・
もちろん、核兵器の問題も世界規模で考えなければいけないのですよ。
だけど、原発に比べて、どうも身近じゃないとうか、生活感がないというか・・・
興味深かったのは、冒頭で世界中の人に核兵器の脅威についてインタビューしてるんだけど、多くの人がσ(・ω・。)と同じような感想。
『考えてもすぐに忘れちゃう』、『あまり意識しない』とか。

やっぱみんなそんなもんなんだよねぇ~~
けど、『核兵器を保有している国はどこ?』の質問に、何人か日本!って答えてたのにはショックだった。日本だけは持たねーよっ!・・・たぶん。。



常識としてご存じの人も多いかと思いますが、現在地球上に存在する核兵器の数は約23000発。
それをたった10カ国ほどで保有しています。
最初は冷戦の名残り、“抑止力”なんて便利な言葉でどんどん作られていったわけだけど、途中から国家高揚の手段として意味が強くなってきたような。

特に先進国じゃない国(当時)、パキスタンやインドなどは製造成功を国民が喝さいするという不思議な光景がありました。もちろん、隣国同士なので、防衛の意味もあるのでしょうが。
それから数年、科学技術は進歩し、いまや保有していない多くの国でも核兵器が作れるといいます。
その簡単さが本当に怖い。
昔は核兵器=国だったけど、今は、=テロというリスクを考えないわけにはいきません。
実際に作らないまでも、簡単に闇市場では高濃度ウランや核兵器が安易に売買されているといいます。
核兵器を作らなかったり、使わなかったとしても、保有している国のずさんな管理体制によって、簡単に密輸され、世界規模のリスクになっている。

特にロシアがダメらしいねぇ~~
ロシア発中東経由ってのが、核の密輸天国なんだってさ!
ある関係者は、『農場のジャガイモの方が厳重に保管されている』と言ったとか。
もぉ~~~、管理できないなら作るなよぉぉ~~~!!(#゚Д゚)



あと、すごく納得させられたのが、存在する以上必ず可能性がある“事故”というリスク。
『起こる可能性があることは、必ず起こり得る』とか言ってましたが、まさにその通りだと思います。
日常生活でだって、まさか!とか、よりによって!って事って、けっこう起きますもんねぇ

その証拠に、チョイチョイそういう事故は起きているらしくて・・・。
幹部が指令してないのに、軍の飛行機で核爆弾を輸送し、それが“よりによって”墜落した。
間違えて、飛行機から投下しちゃった。
空母から核爆弾を搭載した戦闘機が離陸失敗して海に落ちたとか・・・これなんて、沖縄沿岸だって言うじゃんか!!
たまたま爆発しなかったというだけで、ちょいちょい落としたり失くしたりしている事実って、マジで怖い!!不謹慎だけど、原発事故なんてまだマシな方じゃんって思っちゃった。
この作品では、核兵器に関して“事故”、“誤算”、“狂気”の3つの危険に分けて例示・警鐘をしています。

核の現実と恐怖を理解するのには素晴らしい作品であるのは間違いありません。
元パキスタン大統領ムシャラフ、元ロシア大統領ゴルバチョフ、元イギリス大統領ブレアなどの超大物が国のトップだからこそ知っている事実を語っているのも説得力があります。



だけど、映画としては、やっぱすんげー地味だったなぁ~~
やっぱ身近じゃないッスもん。
近代史や社会科の教材として見せると、すごくイイのかも。



とにかく、核兵器はゼロでいいんだよね。ゼ~~ロォ~~(ゝω・)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 恐怖
  • 知的
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