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愛する人 (2009)

MOTHER AND CHILD

監督
ロドリゴ・ガルシア
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3.85 / 評価:326件

養子縁組をめぐる身勝手な大人たちに反感

  • ポルティ さん
  • 2021年2月22日 15時02分
  • 閲覧数 25
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

親子関係は血縁か母性かの在り方を問う女性目線の人間ドラマ。登場人物が多く、誰に共感するかによって見方が大きく変わりそうなストーリーなのに個人的にそれほど深い余韻とならなかったのは、主要キャラ全員が身勝手に見えて誰にも共感できなかったからかもしれない。
特に当初お目当てだったナオミ・ワッツの役は共感どころか反感しか買わないような安物女で大いに幻滅。その片棒担ぎとなったサミュエル・L・ジャクソンにもいつもの凄みはどこへやら、役柄上ただの軽い男にしか見えず、彼のキャスティングの意図が生きていない気がする。実際、本作に登場する男たちはすべて子種みたいな扱いばかりなのだが・・・
ナオミの生みの母役のアネット・ベニングは安定感抜群の好演で映画のすべてを持って行っている感があるが、やはりキャラクターが身勝手な母親にしか見えず、どうも好きになれなかった。
考えてみれば養子縁組というのは子供には全く罪はなくて、すべて大人たちの都合に振り回されるだけの気の毒な立場でしかないが、本作はその身勝手な大人だけの目線で一方的に描かれているせいで、鑑賞後の幸福感が薄いのだと思う。

テーマ自体の着想と方向性は間違いないのに、少し見せ方を間違ったような残念な印象があるが、何にせよこれは女性こそが観て語るべき作品だろう。そんなコメントをするのは男のオマエの身勝手だ!と女性から言われてしまうだろうか・・・

詳細評価

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