主役よりサブの方がめっぽう強いなんて…
- 一人旅 さん
- 2018年9月17日 15時12分
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- 総合評価
ミシェル・ゴンドリー監督作。
ロサンゼルスを舞台に、暗躍する凶悪ギャングに立ち向かうヒーローコンビの活躍を描いたアクション。
1960年代に放送され人気を博したアメリカのテレビシリーズ「グリーン・ホーネット」をミシェル・ゴンドリー監督が劇場映画としてリメイクしたヒーローアクションで、主演はカナダ出身のコメディアン:セス・ローゲン、テレビ版ではブルース・リーが演じていた主人公の相棒を台湾出身のジェイ・チョウが好演している他、セクシーな社長秘書にキャメロン・ディアス、凶悪なギャングのボスにクリストフ・ヴァルツがキャスティングされています。
死んだ父親から新聞社を引き継いだ若社長:ブリットが、凄腕の技術者兼武闘家の中国人青年:カトーとタッグを組んで、LAの街を支配するギャングのボスに立ち向かっていく姿を描いたヒーロー物。表向きは新聞社のダメ社長、裏の顔は正義のため悪人に制裁を下す覆面ヒーローという「バットマン」や「スパイダーマン」と同じ“身分を隠した正義の味方”の活躍ぶりがアクション演出全開に活写されています。
ボンドカーを凌駕したハイテク機能満載のヒーロー専用車、一瞬で敵を失神させるガス銃、アイコン的なグリーン・コスチュームなど個性的なガジェットがバトルを大いに盛り上げてくれる痛快アクションエンタメになっていて、繁華街での怒涛のカーチェイスや新聞社での銃撃戦は迫力万点、爆発量も出血大サービスであります。
セス・ローゲン&ジェイ・チョウの凸凹コンビが繰り出すコミカルな掛け合いや長々と続く二人の喧嘩シーン等、コメディ色濃厚な描写がシリアスなヒーロー映画とは一線を画した作風になっていて、セス・ローゲン演じるグリーン・ホーネット以上にジェイ・チョウ演じる相棒の方が圧倒的に戦闘能力が高くて有能…という掟破りなヒーロー像も異色です。おまけにセクシーなボディーラインで悩殺してくるキャメロン・ディアスを巡る、嫉妬と欲望丸出しなヒーロー同士の争いもお笑いポイントを稼いでいます。
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