2010年12月11日公開

人生万歳!

WHATEVER WORKS

PG12912010年12月11日公開
人生万歳!
3.7

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

かつて物理学でノーベル賞候補にもなったボリス(ラリー・デヴィッド)は、自殺を図るが失敗。命は助かったものの結局妻とも離婚し、大学教授の地位も失ってしまう。今では古いアパート住まいの彼はある晩、南部の田舎町から家出してきたメロディ(エヴァン・レイチェル・ウッド)という若い女性に同情し、家に上げるが……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(100件)

笑える19.2%コミカル16.4%楽しい15.0%知的12.2%かわいい9.1%

  • mnk********

    4.0

    傑作だと再確認。

    『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』をレンタルし、毎度毎度同じ様な話を手を変え品を変え巧みに語る天才ウディ・アレンを堪能し、彼の駄作の中で2、3回しか観ていない作品を思い出したら本作が浮かんだ。 「人生万歳!」はDVDも早くに手放し、ウディの作品から抹消した映画。 では、あるもののストーリーテリング等気にはなる。 それがウディ・アレンのブランド力、 カリスマではあるが。 今回観直してみて、自分が過小評価していた愚かさに気が付いた。 傑作である。 キャストが魅力に欠けると思っていたが、ウディらしさもあり愛嬌かもしれない。 自分を呪縛する自らを解放すれば、気持ちもラクになる。 そうだよね?と嗤うウディがみえる。

  • yab********

    5.0

    ニューヨークに戻って来たウディ・アレン

     活動をロンドンに移して、ミステリー三部作を撮ったウディ・アレン。  三部作とも脚本は相変わらず彼らしいと感じたが、どこかよそいきの感が拭えなかった。  そしてこの作品で、ようやく彼のあの自虐的な毒舌が、ニューヨークを舞台に復活したのだ。  懐かしくてちょっぴり小躍りしてしまった。  自称元ノーベル賞候補の初老の男と、ニューオーリンズから家出してきた20代の女の恋。  別れ話をする二人の会話が秀逸。  いつでも貴方の力になるわ ただ私はまだ感じやすい年頃だし・・・やっぱりうまく言えない・・・  私は大いなる理解と深く繊細な心で人を見抜いている  信じてくれ 量子力学が理解できるんだ  ウブなバトントラワーの心の動きはお見通しだ  いかにもウディ・アレンらしい。本心は、”なんで俺を見捨てるんだ”なのに、これだけまわりくどい口調で自虐的ながら誇りを捨てきれない男の哀しみが、会話に滲み出ている。  女性に不器用であることを認めるのが怖いばっかりに、偏屈という鎧をかぶって屁理屈を言いまくる。  しかし、そこに人間っぽさと少年のようなうぶな心が垣間見られる。まさに帰ってきたウディ・アレンだ。  最後に言おう あなたが得る愛与える愛、あらゆる幸せはつかの間だ  あなたが存在しているのも”運”なんだ  でも勘違いするな それは才能とは無関係  だからこそうまくいくなら”何でもありだ”  この最後の初老の男の言葉で、ウディ・アレンの健在ぶりが覗える。彼は、愛の不可思議に、そして愛の切なさに、そして愛の不毛に対してひたすら講釈し続けるのだ。それをやめようとしないのだ。  講釈して理屈をつけても、ちっとも理屈通りにはいかない愛に対して。  でも彼は、あえてその堂々巡りに挑戦し続ける。そこがとてもほほえましくて好感がもてる。

  • kih********

    5.0

    偏屈・屁理屈の爺さまに,苦笑しながら万歳。

     製作者の意図(罠?)にまんまとハメられた感じだ。大笑いではなくて、苦笑だ。この爺さん、他人事じゃない、ワタシのそのまんまじゃないか。ワタシを映されている感じだ。監督は、「そうですよ」と言っている。  この爺さんがどんな人物か、ワタシがどういう点でそのまんまなのか、そんなことを喋りたくもない。そんな爺さんだ。  そうか、こんな風に撮られるんだなぁ、人々からはこんな風にみえているんだなぁ、と一種の自己嫌悪に似たものを感じさせられる。大笑いできる訳がない、参ったね。終始、苦笑。  この爺さんとワタシのただひとつの相違点は、ワタシの場合:学者でないこと、離婚していないこと、自殺行動がないこと、こんな若い娘と出会うことがないこと、位かな。じゃあ ただひとつ じゃないね。

  • 一人旅

    3.0

    愛情は偶然の産物なのだ

    ウディ・アレン監督作。 ニューヨークを舞台に、偏屈な老人と南部出身の若い娘の恋の顛末を描いたコメディ。 ニューヨーク派ウディ・アレンの長編第40作目。妻と別れ今はアパートで孤独に暮らす偏屈で厭世的な老人ボリスが、ある日路頭に迷った南部ミシシッピ出身の若い娘メロディと出会い、彼女の仕事が見つかるまでアパートに渋々居候させてあげることにするが、あろうことか人間嫌いのボリスにメロディが恋心を抱いてしまい…という“偏屈な老人と陽気な若い娘”の不思議な恋の顛末を、いつものアレン流ユーモア&皮肉がさえわたる会話劇と、主人公が画面の向う側の観客に直接語り掛けてくる“第四の壁”を破ったユニークな演出を取り入れながらテンポよく描き出しています。 口では愛を否定するボリスですが、メロディとの出会いを通じて少しずつ心情が変化していきます。メロディが他のイケメン男性とデートすると聞けば、「もしかしたらそいつは殺人鬼かもしれないぞ」とチクリと一言放ちますし、友人にメロディの見た目の点数を「6点」と最初は厳しめに評価していたのに、いつのまにか「7~8点」と上がっていく。結局、理性と本能(=愛)は別物ということでしょう。いくらガチガチの理論武装で相手を批判することに躍起になっていても、一度偶然恋に落ちてしまったら後は愛する本能に身を任せるしかない。自身の理性的思考を、どこからともなく湧いてくる愛情の力が図らずも打ち破ってしまうという“愛の可能性”はいかにもウディ・アレンらしいテーマであり、近年の『マジック・イン・ムーンライト』(2014)等にも同様の主張が見られます。 主演のラリー・デヴィッドは嫌味な老人をナチュラルに演じてみせていますし、相手役のエヴァン・レイチェル・ウッドは彼とは対照的に健康的でフレッシュな娘役を颯爽と好演しています。

  • fg9********

    3.0

    字幕を追うのに苦労する……

     …ウディ・アレンによる通算40作目の監督作らしい。  ニューヨークを舞台に、ノーベル物理学賞候補となったことを自認する初老の男と若い娘のチグハグな恋愛模様を描く。  中盤あたりまでは、2人の会話のチグハグぶりに好感がもてたが、若い恋敵が出てきたあたりから興醒め気味……やはりなぁ、そうなっちゃうよねぇ……。  何はともあれ、ウディの作品は台詞が長いので、字幕を追うのに苦労する…笑。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
人生万歳!

原題
WHATEVER WORKS

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日

ジャンル