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大いなる西部 (1958)

THE BIG COUNTRY

監督
ウィリアム・ワイラー
  • みたいムービー 33
  • みたログ 440

3.81 / 評価:160件

自分の葬式に使いたいBGM

  • tra******** さん
  • 2008年4月26日 21時35分
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

映画好きな私としては、人生の締めの葬式には、大好きな映画音楽をBGMにして、お世話になった皆さんとお別れしたいと思ってるんですよ(幸いまだ先のことでしょうけどね)。その出だしの一発目に使いたいのが、この「大いなる西部」の音楽なんですよ。

オープニングの西部の大平原を失踪する馬車に被る♪ちゃらららちゃららちゃららちゃらら~んらんらん♪というスピード感溢れるオーケストラのあの音楽。映画以上に映画的な音楽っていくつかあるんですよねぇ。無論、映画としても傑作中の傑作だよ。

東部の優男、グレゴリー・ペックが婚約者の西部の地主の娘と結婚のために西部にやってきた…。

法を守ろうとする東部の男と自分と銃を法とする西部の男の対立。土地をめぐる2つの農場同士の対立。一人の女性をめぐる立場も地位も無関係な拳2つのでの対立。西部劇っぽくて実にいいですねぇ。

中でもチャールトン・ヘストンの牧童頭との喧嘩のシーンが好きです。二人とも若くてかっこいいな。映画をみていると2人ともすでに鬼籍に入っているとはとても信じられませんね。

更に、この映画の三様の男たちが好きです。

普段は物静かだが、ここぞ度言うときには男気を見せる主人公の東部男G・ペック
雇い主には実直な一方恋敵にはやや意地悪。だけど部下から人望の厚い牧童頭のC・ヘストン。
無骨で下品、だが曲がったことを一切せず、自分の掟を守り通す敵の牧場主、ヘネシー親父(あっ俳優さんの名前知らないやw)。

でね、私ひねくれ者なんで、その3人の中で、どうも悪役に感情移入しやすいw。敵のヘネシーのメタボ親父が実は好きなキャラなんですね。薄汚く、ふてぶてしく、荒っぽい。下品が皮下脂肪と服を着てるような憎たらしい奴なんですが、漢っぽいんだな。

この映画は、世代、性別を超えて、観ておくことをお薦めしますよ。凄い映画だし、かっこいい映画だし、素敵な映画ですよ。中でも、音楽がまさに「大いなる西部」のイメージそのままで本当に素敵だよ。

以下おまけで、メタボヘネシー親父について、ちょっとネタばれで書きますんで、未見の人は飛ばしちゃってね。





息子のチャック・コナーズ(「復活の日」で潜水艦の艦長役で出てきたときには、思わず小躍りしちゃいました)とグレゴリー・ペックの決闘シーンでの立会い。

言うことが無骨でいいじゃないですか。「細かい作法は忘れた。背中合わせで10歩、そしてワシの「用意、狙え、撃て」で撃つ。その前に撃ったら、そいつをワシが殺す。いいな」

で、結局、息子は、無様な負け方をした挙句、命だけは助けてもらう。親父は、物陰に逃げ込んでおびえる息子に唾を吐きかける。そして屈辱と激情に駆られた息子は卑怯にも助けてもらったG・ペックの背中を撃とうと銃を構えた!その瞬間、親父は息子に躊躇いもなく銃をぶっ放す!「うわ、ひでぇ親父だ」と思ったら…

「言っただろ、卑怯なことをしたら撃つと、言っただろ。なぜ信じなかった」と虫の息の息子の頭を抱きかかえ涙をこらえながら言うんだな。そして、その直後には、対立する農場主と一対一の決闘で同士討ち。

うわ~、こいつ、デブの癖に男の中の男じゃん!私的には主人公より印象に残っちゃいましたw。

詳細評価

物語
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音楽

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