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大いなる西部 (1958)

THE BIG COUNTRY

監督
ウィリアム・ワイラー
  • みたいムービー 33
  • みたログ 440

3.81 / 評価:160件

大いなるジェームズ・マッケイ

  • jig******** さん
  • 2009年1月18日 21時08分
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

東部から西部にやってきた紳士
ジェームズ・マッケイ(グレゴリー・ペック)が
西部の荒くれ者いいようにいたぶられても
なんにも抵抗しない様子には
彼の婚約者だけじゃなくても
この男大丈夫だろうか?と
この荒くれ猛者のいる西部で生きていけるのか?と
はじめはやきもきしますが、
その後の彼の行動を観ていると
彼には彼なりの考えがしっかりあり、
争いを好まない姿勢という信念を貫くあたり
後半は徐々にこの男がかっこよく感じられました。


町に受け入れる洗礼なのか
人前で暴れ馬に乗れと言われる主人公ですが、
ほぼ失敗するだろうという状況で乗れというのも
嫌~な洗礼であり、洗礼というよりいじめっぽい?
なんというか古い習慣なのか
そういう部分て今も違う形で
残ってたりするるのかなと思いました。


町の権力者のセリフに、
保安官のところまで320キロある。
保安官のところまで行ってる時間なんてない、
この町を守るのは自分達でしなくては。
と言っていたところを観て
今のアメリカの銃社会の根底はこういう
部分なのかなと感じました。
自分達の身は自分達で守る、みたいな。
まぁ、そういうことしてるから
町同士の抗争に発展してしまうわけですが、
あれだけ広大な西部の大地を生きるには
権力者が仕切って守るという行為が
当然な時代だったということはわかりました。


紳士で優男かに見えた主人公が
実は意外にも影で頑張っちゃう人だったり、
実は腕っ節も強かったりという部分がかっこよくて
これは男として見習うべきと思いつつ、
人によってはただのかっこつけに見えてしまうだろうなと。
そんな男をグレゴリー・ペックが好演しております。


大いなる西部というタイトルですが、
私的には「大いなるジェームズ・マッケイ」という具合に
主人公の懐の大きさと人間の大きさがかっこよい作品だったかと。
2時間50分近い上映時間に途中で挫けるかと思いましたが
意外にも最後まで楽しめた作品でした。

詳細評価

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