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大いなる西部

大いなる西部

THE BIG COUNTRY

166

osu********

5.0

大画面で見る贅沢

70年代に民放の洋画劇場では、この作品を 前編、後編に分けて放映してました。 私はその頃は見てなかったです。 その後、NHK教育テレビの字幕ノーカット放送 された時、βビデオで録画して見ました。 タイトルバック、あの主題曲にのって 馬車が走って、車輪や馬が写ります。 と、こりゃ~・・・ いかん。いかん。 これはテレビで見ちゃイカンものだ・・・ モッタイナイ・・・ 大きな画面で見ないと、見た内に入らんぞ。 と思ってそこで停止しました。 その後、衛星放送でやろうが、DVDが出ようが 一切見ないまま現在に至りました。 それが、この度の「午前十時の映画祭」にて 富山のシネコンにかかったのです。 長年の念願?が叶います。 見に行かないワケにはいかないのでした。 現状を考えると、全国では営業してない映画館も多々あり、 この「午前十時の映画祭」を中断してる地域もあります。 それよりも、映画どころではない人が大勢おられます。 そんな中、自分の思い、欲求のためだけに 見に出かけることができる。 何と言う贅沢でしょう。 そう思いながらも行きました。 そして、至福の時を過ごさせて頂きました。 ビッグカントリー! やはり大画面で見てこその景観。 G.ペック扮する東部から来た男の聡明さ、信念を貫く強さ、 しなやかさも共感を呼びますが、 それ以上に、古き西部の男達の生き様こそグッと来るんです。 クライマックス、主人である牧場主に C,ヘストン扮する牧童頭が 主人は間違ってると言って逆らいます。 牧場主は、おまえらが行かないのなら自分独りで行く と言って、敵対する相手の陣地に乗り込みます。 でも、後からヘストンは主人について来ます。 いくら悪いとはいえ、やっぱり主人をほっては置けない・・ 義理が重たい男の世界。 60年代の東映任侠映画はこの作品の影響を受けてるのかな? と余計なことも思いました。 今の眼で細かいところを見たら、 いかにもご都合主義、リアリティ不足などなど アノ時代の大作映画の欠点がみえる部分もありましょう。 しかし、それらを払拭してもまだまだ有り余るくらいの 魅力がこの映画にはあります。 キャスト!音楽!2時間40分以上が少しもだれない演出! 決闘、馬、牛といった西部劇らしさ、などなど やはり、劇場で見て良かった。 もう一度、劇場で見たい欲求にもかられてます。 でもガマンしましょう。 (1週間で終わるから見ることもできませんが・・・) それこそ、今度はテレビでじっくり見るのもいいかな? まぁβはデッキもテープも処分してしまってるので、 結局、あの時録画したものは見れませんが・・・

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