あらすじ・解説
ある日、みーくん(染谷将太)は暴力的でわがままだけれど、かわいくて憎めない幼なじみのまーちゃん(大政絢)と再会する。二人は10年前に起きた誘拐監禁事件の被害者同士で、いまだに心に癒えない深いキズを抱えていた。不気味な連続殺人事件が世間を騒がせている中、精神科医のもとを訪れたみーくんの前に刑事が姿を現し……。
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作品レビュー(91件)
- oir********
1.0点
原作がどんな調子だったかはは知らないが、シリアスに描けないがゆえに浅薄なポップ・シュール・アングラ調に逃げた卑怯姑息な作品というネガな印象だけが残ってしまった。 シリアスドラマとしても立派に成立したと思われるだけに、この作風は残念と言うより実に呪わしい。 仮に劇場で視聴し、上映後に監督が壇上に上がったなら腐った卵を投げつけたくなる衝動にかられたかもしれない。まぁ腐った卵を予め仕込んで劇場に行ったことなんてないけどね笑。 どうやら女性監督のようだが「表層的で彫りが浅く淡々とした進行」という法則から逃れることは難しいのかもしれない。 総評マイナス四つ星 もし知り合いが本作を見たいと言ったら、私は黙って首を振る。 追記:主演・染谷翔太、惨劇をライトシュールに描写、という共通点をもつ「ヒミズ’(園しおん監督)」は最高点の五つ星としたが、本作との大きな違いは「心理はシリアス、傷害殺害事象はシュールギャグ」という点。 逆に本作は「心理がシュール・ファンタジック、傷害殺害事象がリアルグロテスク」という点。 レビュー投稿後に他レビューを拝見し、原作も知っている事情通の高評価レビュー者の言い分も分からないわけではないが、原作を知らない低評価レビュー者の反応こそ正常な感覚に思えてならない。 この作品の最も悪い点は全編ライトポップな基調のくせに、あまりにも簡単に暴行猟奇殺害場面を多数描き過ぎている点。 R15指定されていればまだしも、こんな「軽い調子で暴行・殺害場面をちりばめた愚劣作品」が幼少児童達に無意識的に刷り込まれたら、いつ何時どういう形でネガティブに発露するか誰にもわからないということ。 この女性監督がその時点で既婚子持ちだったかは分からないが、よくまぁそんなことも想像できず最終的にGOサインを出したかと思うと反吐が出てくる。 横浜国大及び芸大出身のインテリのようだが、インテリが過ぎて「凝り固まった○○」になっていないか危惧される。 まだ一作目なので他の作品を見る機会あれば注意深く拝見させていただきますよ。 それぞれかなり平均点低いようですがそれだけで視聴を忌避するとしたら、それもつまらない話なので。 ◆追記:他の作品として「にほんのうたフィルム」という童謡のイメージ映像オムニバスを見たのだが、その中の彼女の作品は本映画と相通ずるポップ・キュート・ファンタジックな内容で、単体で見るならまずまずの出来という印象。 インタビューもあり、なるほどこういう個性だったのかとある意味納得。 彼女の適性に合致した題材に恵まれますよう願っています。
- tam********
2.0点
数年前に原作のライトノベルを読んだことがあり、実写もあるのかと軽い気持ちで見てみましたがなんとも微妙…。 それこそ小説を読んでる身としてはこれがこうなって…と納得が出来るというか裏付けができるのですが正直初見で理解できるかと言われると、2時間弱の尺的にも難しいんでしょうがう〜んとならざるを得ないだろうなといった印象です。 小説はファンタジー的?な感覚で見るから面白いのであってそこに変にリアリティを足しちゃうとちょっと……ポップさよりも単純に残虐的なところの方が後味に残るのでこれは実写映画向きではないかも。 強いていうなら大政絢さんと染谷将太さんの演技はキャラクターが生かされていて良かったと思いました。
- ケサ
3.0点
ネタバレどっちが…?
このレビューにはネタバレが含まれています。 - WXYは知ってても、それだけじゃ
3.0点
まーちゃんが壊れてるのは最初からなんとなくそんな感じを出してる。 みーくんが嘘つきなのは、わざとらしく振り返って言うだけで、最初は意味を判らせない。最後の方で、そういう事かって判らせる。その構成のせいで前半は変で退屈な場面が続く。 シュールからサイコへ、 ミステリーからファンタジーへ、 意味不明の粗暴さから、深刻な虐待まで、 威圧から逃げた者は迫害者に、愛されて守られた者は守護者へ、 割り切れる筋は無いなんか不思議な作品。
- はたけ商店
3.0点
個人的にはこれぐらい癖が強い恋愛映画の方が感情移入しやすいです。 ジャンル的にはラブストーリーとファンタジー、ミステリーが融合した感じです。 物語の内容的にも複雑さは感じずわかりやすい内容でした。 キャッチャーなセリフも上手くおりまぜあっという間に感じました。
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