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エクスペリメント (2010)

THE EXPERIMENT

監督
ポール・T・シュアリング
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  • みたログ 622

3.19 / 評価:248件

「es」を何倍にも薄めた感じ

  • horizontkyoto さん
  • 2018年12月13日 12時03分
  • 閲覧数 1797
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

ひどいスカスカの映画だった。「es」がヒットして、どう転んでもある程度の収入が見込める題材(実話ベース、人間性について考えさせられる、セックスと暴力のカタルシス)なので、テキトーに作った感じが随所に見受けられた。

まず、なぜ実験が中止されないのか。そこが全然腑に落ちないし、リアリティがない。「es」では、そこがしっかり描写されていた(実験実施側の怠慢と看守たちによる実験乗っ取り)が故に、実際に起こり得る恐怖としてリアリティをもって観ることができたし、鑑賞後に実話をベースにしていたと知り、さらに恐怖を覚えたものだった。

「es」で一番恐怖を覚えたシーンの1つは、閉所恐怖症の主人公があえて異様に狭い箱に閉じ込められるシーンと、女性研究者が看守役の言いなりにさせられるシーンだが、この映画では両方とも「es」のシーンを形だけなぞった、何の感情も喚起しないどうでもいいシーンに変貌していた。

製作者は、なぜ「es」が怖かったのか全く理解していない…。

主人公が閉じ込められた排管?からあっさり脱出したり、死人まで出る争いが起きた後で、何の説明もなく到着したバスに皆で無言で乗りこみ、一緒に帰るとか、もはやギャグだった。実験を実施した研究者の意図も最後まで意味不明だし。

元々、アメリカの実話なのに、ドイツで先に「es」を作られてしまったとか、「es」のリメークだから、脚本が酷くてもキャストも制作費も楽に集まってしまったとか、色々重なって、こんな変な感じになったのかな…。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 恐怖
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