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RED/レッド (2010)

RED

監督
ロベルト・シュヴェンケ
  • みたいムービー 453
  • みたログ 4,409

3.71 / 評価:1873件

上質のアクションコメディ

  • cpd***** さん
  • 2011年10月16日 22時58分
  • 閲覧数 324
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

高齢化社会と呼ばれるようになって久しいが、そんな時代だからこそ現役をリタイヤした親爺、おばさん達が大活躍する映画があっても特に不思議ではない。

今の時代、年金生活者であっても若者以上にお達者な老人が巷にごろごろしている。しかし、それがかつてのCIA所属のスパイであったとしたら、そして現役時代のような華々しい活躍をすればどうなるかというのが、この映画のポイントであり見所でもある。


出演はブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、それに懐かしのリチャード・ドレイファスに名優アーネスト・ボーグナインというそうそうたる顔ぶれ。

相変わらずのスパー振りを発揮するウィリス、人生の哀愁を漂わせるフリーマン、脳内神経の一部が壊死したごとくエキセントリックなマルコヴィッチ、男顔負けの女傑ヘレン・ミレンと・・・それぞれキャラが書き分けられていて気持ちが良い。


引退し、めいめいが静かな余生を送っていたのだが、秘密を知られまいと暗躍する組織から命を狙われることから、ついぞ最強グループが蘇る。そして、現役ばりばりの若きCIA諜報部員、カール・アーバン(これがまたスタイリッシュで格好良いのだが)VS老練な元CIAスパイ達という構図が物語をぐいぐい引っ張ってゆく。老人達のチームワークにより徐々に黒幕が曝かれてゆく過程にはついぞ引き込まれ、意外な展開を見せるラストへと終結してゆく。

2時間弱を全く飽きさせない。

仲間同士のかつての恋愛感情や、自らおとりとなって命を投げ打ってでも仲間を助ける友情あり・・・。冷徹なスパイが血なまぐさい人間的魅力をそこここで垣間見せることにより、人物描写に深みを与え、さらに作品自体も濃密で引き立った物になった。

強いて言わせてもらうなら、足らない何かがあるとすれば、かつては腕利きのスパイであったという片鱗を各々がもっと主張できるようなシーンがほしかった。特に、モーガン・フリーマンなどは老人ホームの普通のご隠居のようにも見えてしまうところが何より惜しまれる。


でも、よく練られたシナリオであるのは間違いないし、正直満腹感いっぱいで観終えたことを素直に認めておきたい。
なかなか面白かった。

詳細評価

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