あらすじ・解説
ミズーリ州に住む17歳のリー(ジェニファー・ローレンス)は、心を病んだ母に代わって幼い弟と妹の世話に励み、その日暮らしの生活を切り盛りしていた。そんなある日、ドラッグの売人をしていた父親が逮捕され、自宅と土地を保釈金の担保にしたまま失踪(しっそう)してしまう。家を立ち退くまで残された期間は1週間、リーは家族を守るべく父親捜しの旅に出るが……。
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作品レビュー(143件)
- ech********
4.0点
アメリカ中西部の山奥で独特の風習を守る排他的、暴力的、因習的な部族に起きた事件を扱っています。彼らは法律より掟を重視します。 アメリカ人は子供のころからよく知っている部族ですが、知らない外人からすると「早く警察に言えばいいのに」となっちゃいますから事前に調べた方がいいでしょう。 映画的には暗くて陰鬱ですが、この独特の風習を前提に観ればジワジワとサスペンスは感じるでしょう。まあ、アメリカ人からすると、話にゃ聞いてたけどこんなカンジか、って感想を持つんでしょうけど日本人には無理。そういういみでは極めてアメリカ的な映画です。
- hik********
2.0点
今や、この若さで一流の実力とキャリアを備えたハリウッドスターの座に君臨している、あのジェニファー・ローレンスの出世作となった作品。 ただ、評価に非常に困る一作です。 澱んだような画質も相まって、ストーリーはかなり暗く、アメリカの闇を描いた問題作でもあり、かなり日本人にはとっつきにくい内容です。 一応ストーリーとしてはミステリーになっているのですが、真相をかなりボンヤリさせており、ぽかんとしたまま終幕になってしまいました。 告白すると、私にはよく理解できない作品でした。
- ma8********
4.0点
こう言う生々しさはリアルアメリカ観光的だ。 ジャンルは全く違うが私にとってはスタンドバイミーや悪魔のはらわたなんかにも共通する。 人の生活感や不穏さ、自然の荒々しい手触りまで感じられるようでいてどこかファンタジーのようでもある。 ロリコンでは全くありませんが幼い妹が愛おしすぎる。
- ハタケヤマヒビキ
4.0点
この映画を通して、西部劇のような閉鎖的で暴力をよしとする価値観が、今もなおアメリカに残り続けているという事実に戦慄させられる。 ジェニファーローレンスの演技はうまいというよりカメラに写っているだけの実在の人物のよう。素晴らしい瞬間はいくつもあるが、個人的には序盤で学校を訪れて授業姿を覗いているシーンがすさまじい説得感がある。 物語は何のカタルシスもなく、父は消え、今の生活がかろうじて維持できるだけという結果のみが残るので、激しめのサスペンスを求めると失敗する。 唯一の救いは不器用だが愛情を持ち、コミュニティにも反発する勇気のある叔父の存在だが、彼がいなくなったとき、彼女はどうなるのかと想像すると、絶望しか感じない。
- Halkyun
5.0点
こういう土俗的な映画好き
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