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イップ・マン 葉問 (2010)

葉問2/IP MAN 2

監督
ウィルソン・イップ
  • みたいムービー 71
  • みたログ 702

4.02 / 評価:383件

快作!アクションもドラマもグレードアップ

  • tfj***** さん
  • 2018年8月16日 21時28分
  • 閲覧数 381
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

前作は、なぜか大日本帝国軍兵士たちがそろって空手の稽古をしていたり、童顔の池内博之が「将軍」だったりと突っ込みどころが多かったが、今作はアクションもドラマもグレードアップした快作といえよう。

・・・・って、蓋を開けると、「悪役が日本からイギリスに移っただけ」というのはご愛嬌だが、今回はライバル役としてサモハン・キンポーを起用したというのが、昔を知っているファンからするとたまらない。

ともあれ、戦後居所を香港に移したイップが弟子を募集して細々と拳法教室を始めるところから物語は始まる。

血気盛んな若者たちを軽くあしらって尊敬を勝ち得、やがて弟子たちの群れができるが、弟子の一人がサモハン・キンポー演じる地元市場のボス・ホンの弟子たちと抗争になってしまう。

しまいには大乱闘になるが、第一作で盗賊をしていてイップにのされた男が偶然仲裁してくれる(前作からのひっかけは結構あるので、前作は見といたほうがいい。)。だが現れたホンは拳法道場を開くなら不安定な机の上での試し試合を経なければならないと言い渡す。

この試合で二人の師匠たちを退けたあとホンと対決することになるが(←ここが見所!)激しい応酬も決着が着かず、机が真っ二つに裂けてしまう。

実力は認められたイップだが、イギリス当局への賄賂の原資となる上納金の要求を断ったので、ホンの部下たちの嫌がらせは終わらない。弟子たちとホンの部下たちが再び乱闘になったのでイップはとうとう家主から追い出されてしまう。

だが、ホンと再び話し合おうと乗り込んだイップだが、再びあわや対決というところにまだ幼いホンの子が部屋に入って来、ホンが誤って蹴りかけたところをイップが救う。

やがてイップとホンの間の敵意は奇妙な友情に変わる。公園で稽古していたイップに、ホンはイギリスから来たボクサー「ツイスター」の興行試合のチケットを渡す。イップたちはしかし、前座で演舞をしていたホンの弟子たちを巨漢ツイスターが侮辱し痛ぶる光景を目の当たりにする。

ツイスターの挑発に乗ったホンはとうとう中国拳法を代表し戦う。だが善戦するも最後は圧倒され、もはや勝負がついた後もツイスターの冷血な連打により命を落とす。

イップはツイスターの記者会見に乗り込み、自らが挑戦状をたたきつける。こうして誇りと名誉をかけた闘いが始まるのだった。

て、ストリーも「ロッキー4じゃん」と言われたらそれまで。

しかしそれでも、ドニーとサモハンのすばらしいアクション、また人間味あふれるイップの表現はやはりじっくり座って観る価値ありである。

足をくじいたおばさんのかわりに洗濯物を干してあげたり、とにかくイイひと過ぎる。それどころか弟子から月謝を取り立てなかったり、自分より貧乏な人に施してしまったりですぐお金に困ってしまい、奥さんに呆れられている。

だが、ひとたび戦えば文字通り最強。最強だ。それも、憎しみや怒りで戦うのではなくどこか孤高で超然とした感じがする。

・・・でも、奥さんに怒られると困ってしまう(笑)。

そういったところも含め、奥行きのあるイップマンを作り出したドニーに(そしてサモハンにも)拍手を送りたい。

そしてタイソンが出るという三作目、見たくなる!

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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