ここから本文です

マリス・イン・ワンダーランド (2009)

MALICE IN WONDERLAND

監督
サイモン・フェローズ
  • みたいムービー 3
  • みたログ 35

3.57 / 評価:19件

オトナな雰囲気

  • moc***** さん
  • 2010年12月27日 11時31分
  • 閲覧数 951
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

アリスは何者かに追われ夜の街を走っていた。逃走の途中タクシーと衝突するアリス。運転手のホワイティーは時計を二つも持っており「時間がない!遅れちゃう!」と言いながら気絶したアリスをタクシーに乗せ走りだす。やがて意識を取り戻したアリスだが記憶を無くしており、ホワイティーから怪しげな薬を渡される。やがてアリスは売春宿に売り飛ばされそうになったり、ギャングのボスの出所パーティで裁判にかけられたりなぞなぞ好きの黒人DJと出会ったりと不思議な世界に足を踏み入れていく・・・というストーリー。
タイトルが「アリス・イン・ワンダーランド」の便乗作品を思わせますが、これは原題も同じです。
不思議の国のアリスを現代的に解釈した作品という点は以前レビューした「アリス」と同じですが、こちらはかなり大人向けに作られています。
マッドハッターが女性で売春宿を経営していたりキャタピラーがヤクの売人だったりキングはオカマでクイーンでもあったりと狂った絵本の登場人物という感じでサイケでカラフルな映像と相まって現実に近いけどどこか現実と違う不思議な世界観を作り出しています。
売春宿からの脱出やギャングの裁判など特別派手ではないけどハラハラさせる演出も好きです。
ホワイティーから貰った薬を飲んだアリスがトリップ状態の中で少しずつ過去の記憶を取り戻し何故逃げていたのかの謎が解かれていく展開も面白いです。
最後の展開は生々しく毒々しい狂った世界を描きながらもファンタジーとして着地しているのも好印象です。
アリスを演じたマギー・グレイス、「LOST」の時とは違った素直で可愛らしい役柄だったのも良かったです。
ホワイティーもぶっきら棒ながらも優しさを感じさせ、最初は報奨金目当てながらも必死でアリスを助けようとする姿はいい感じでした。演じるダニー・ダイアの演技も良かったです。
全体的に狂った雰囲気が漂っているので好き嫌いがハッキリ分かれそうな作品ですが、個人的には見ているうちに不思議と引きこまれていく魅力を持っていて「ワンダーランド」「アリス」よりも好きな作品です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ