2011年2月26日公開

世界のどこにでもある、場所

972011年2月26日公開
世界のどこにでもある、場所
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

とある地方都市の寂れた遊園地と動物園に、詐欺容疑で指名手配中の男・田口(熊倉功)が逃げ込んでくる。そこでは精神科クリニックの開放治療が行われ、動物と会話する女(三谷悦代)やゲリラと戦う兵士たちなど、さまざまな患者たちが風変わりな言動を繰り広げていた。やがて患者たちの妄想が妄想を呼び、警察や裏社会の人間をも巻き込んだ思いも寄らぬ事態へと発展する。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(3件)

不気味20.0%パニック20.0%不思議20.0%コミカル20.0%知的20.0%

  • やふたろう

    1.0

    オマージュのまぼろし

    2010年の夏ごろに「あの大森一樹大監督が『まぼろしの市街戦』をオマージュした映画を撮ったようだ」というカルトティックなニュースを聞いた。それ以来、どれほどこの作品の公開を心待ちにしていたことか。 『まぼろしの市街戦』(1966仏)・・・マイライフベスト1ムービーに輝く名カルト作。 キネマ旬報のムック誌『世界映画遺産200』を紐解くと『まぼろしの市街戦』をベスト10に選出してくれているのが『感染列島』で男を下げて、『ヘブンズストーリー』で男を上げた瀬々敬久監督と、大森一樹監督の2名。自分の大好きな映画を評価してくれる映画監督にはどうしても思い入れが強くなる。 冒頭のキャプション《フィリップ・ド・ブロカに捧げる》には否応に期待が高まる。一体、どんな大森版キングofハーツを創り上げたのか・・・ (涙) そして、少しの睡眠。 演劇畑(SET)の面々の演技は徹底的なチープ感を醸し出す。10年間寝かしていたという、いわばボツネタを書棚の隅から取り出して、10日間の短期スケジュールで撮り上げたという監督からのコメントが“言い訳”のように聞こえる雑な脚本。 例えば9.11や、未公開株詐欺事件や、多分その頃にあった事故事件をつまみ食いして書きなぐったお話。あくまでも『まぼろしの市街戦』ファンとしての目線だから極論かもしれないが、この作品をブロカ監督には捧げないでいただきたい。 余りにも期待しすぎてしまった反動の感想だと思います。大好きな大森監督だというのに、こんな評価しか書けない自分が疎ましい。 『まぼろしの市街戦』を知らなければ、こんな酷評にはなりません。ミニシアター御用達の不思議な群像劇に浸りたい方はどうぞ、安心してご覧下さい。SETファンは必見ですね。

  • Son of Sam

    2.0

    低予算丸出しで残念

    映画としては不自然な演劇芝居が目立ちます。 役者に問題があるというよりも、それを上手く演出出来なかった監督の責任だと思います。 感情やバックボーンをセリフでどんどん喋ってしまうところも演劇的……。 色々とリアリティを欠いた設定ですが、撮影や演出の見せ方によっては幻想的なある種の独特な世界観としてとても映画的なものとして成立するとは思うのです。しかし、この低予算丸出しの撮影その他諸々の技術では、どうも只の失敗作にしか見えませんでした。

  • a00********

    4.0

    集大成的な作品

    多数の複雑な登場人物を見事に描ききっていると言う点では、秀逸な作品。 内容的には、哲学的な部分があり、深遠な部分がある。単なるコメディでも、単なるメロドラマでもありません。 この映画は、ある意味で観る人が試される作品です。最終的には、観た人が、考えてこの映画を完成させるようになっているのです。 ただし、表面的な部分で理解すれば、それはそれで、興味深く面白い映画ではある。 私の独断的な見解では、この映画は、大森一樹監督の今までの集大成的な作品であるといえると思います。 これからの更なる活躍を期待したいと思います。

スタッフ・キャスト

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熊倉功田口卓也
丸山優子美作由布子
坂田鉄平高森潤
松村真知子村上乃里子
大関真阪口静夫
大竹浩一河崎修三
柳田衣里佳河野真志奈
野添義弘源田刑事
山口麻衣加シンシア
アベディンダニエル
高橋修神谷源一
山崎大輔磯田眞
出口哲也松居久志
三谷悦代東千枝子
佐原健二金子正夫
水野久美八巻モネ

基本情報


タイトル
世界のどこにでもある、場所

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日