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機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 3 ラプラスの亡霊 (2011)

監督
古橋一浩
  • みたいムービー 13
  • みたログ 286

3.98 / 評価:96件

いろいろズルい展開が多いよ~!

  • xeno_tofu さん
  • 2020年5月10日 20時29分
  • 閲覧数 122
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

やはりバナージが振り子のようにロンド・ベルとネオ・ジオンが行き来するのが演出としていい。本人も「おれは何一つ確信を持てない。敵と味方の区別だって」と、どちらにも情がうつっていることを自覚しているしね。

いろいろズルいなと思わせる演出が多いこと、多いこと。わかっちゃいるけど、グッと来てします。

マリーダの正体がプル12とは。。。ZZはほとんど鑑賞したことないが、プルというクローン強化人間が登場していたことは知っていた。前々から第一次ネオ・ジオン抗争という呼称は出ていたので、ZZを正史として扱っている認識だったが、ここで踏襲してくるのね。
すると、ニュータイプ同士の精神感応によるやりとりの中で影が登場したグレミー・トトもキャラとして知っているし、俄然、ZZが見たくなるな・・・

バナージ「男と見込んだ。オードリーを頼みます」に対する、リディ「殺し文句だな」。確かに!! ミネバを地球に連れていくという局面を変える行動に信頼を寄せたことがよく分かるやりとりに仕上がっていて、名場面になっている。

エコーズのダグザ中佐との一連のやりとりも心をつかまれる。オットーも(紅茶を温かいものと替えながら、なのも良い!!)バナージに、ダグザがパラオへの襲撃作戦を「人質奪還作戦です」と発言したことを伝えるのも、主人公の成長を見守る大人たちの演出になっていた。
エコーズって、(黒っぽい制服だし)どちらかというと冷徹なイメージで感じていた。だが、ユニコーンガンダム内でのバナージとのやりとりは、自分を連邦の歯車を表現して、限界を知ってしまった大人として持つ矜持を語り、連邦政府という大人の世界の道理を教えているように見えた。
名セリフも多いが、やはりコックピットを離れるシーン。「歯車には、歯車の意地がある。お前もお前の役割を果たせ」
バナージの胸を指さし、「ここが知っている。自分で自分を決められるたった一つの部品だ。なくすなよ」
うむむ、ここまで印象深いキャラクターになるとは!!

ギルボアもねぇ。マリーダの奪還作戦に意気込んで出発し、フル・フロンタル機のシナンジュをかばって、バナージのユニコーンガンダムの攻撃に倒れる。
しかもバナージに届いた最期の声は、息子の名を呼び「ティクバ、家族を頼む」とは。王道中の王道の表現なのだが、気持ちを持って行かれた。

これまでエピソード1~3を見てきたが、バナージが戦場で人を殺すことへの葛藤がしっかりと描かれてきた。「自分が死ぬのも人が死ぬのも冗談じゃないって思うから、やれることをやってるんでしょう」というセリフが飛び出した。ギルボアを手にかけてしまった以降の展開も注目したい(ちゃんと描かれるよね・・・)。
しかし、こういう重要な節目を大気圏突入戦で展開して、次回から地球が舞台に変わる(だろうな)のも計算された演出だよなぁ。

あと、主人公が向かう先、しかも、あんなところにユニコーンガンダムがあるってご都合主義じゃんと思ったが、フロンタルが二重スパイを通じて仕組んだ作戦だったのか。ここは放置されることも多そうなところを、ちゃんと伏線回収していて関心した。

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