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のぼうの城 (2011)

監督
犬童一心
樋口真嗣
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  • みたログ 4,288

3.53 / 評価:2707件

野村萬斎の持ち味発揮で予想外に見応えあり

  • sol***** さん
  • 2020年9月6日 15時01分
  • 閲覧数 683
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

パッケージがコメディを連想させ敬遠していた作品。戦国コメディなんて殆ど失敗作という印象なので。
しかし、犬童一真監督作ということでレンタル。結果はオーライ。


要点を述べれば配役が全て適役とは思えないながら、破たんするような不味さが露呈することなく上手く演技が回っていた。

合戦シーンもVFX有効使用でアップの迫力と俯瞰的緊迫感をそつなく演出。

堤防水攻めシーンもオーバー過ぎたとはいえVFXに説得力があり、インパクトも十分。実際はあんな大洪水のようではなくじわじわ水浸しという感じだっただろうが。

決めは狂言師:野村萬斎ということになろうか。正直狂言なんてよく知らないが、敵方の面前での舞い踊りは彼ならでは。敵兵もとりこにしながらの銃撃という大舞台での大役を見事に果たしたという印象。
歌舞伎役者ならまた違った舞いになっただろうしそれも違った味わいを醸しただろうが、伝統芸能の背景を持たないシリアス俳優ではあの場面は持たせることが出来ずオヨヨ・・と総崩れになった可能性が高いと思われる。
でも予想外だったのは彼は決して智将というわけではなく、農民に人気のある変わり者の反骨者という側面が強かったこと。

そのわきを固めた佐藤浩市さんは安定の演技。山口グッサンもお笑いらしからぬ堅固な演技(芸人さんはどうしても軽量さがでがち)。

総じて結構な娯楽作品となっていたことに素直に驚きましたね。

VFXは樋口真嗣監督が担当したのだろうが、犬童監督との役割分担が上手くはまったのだろうね、きっと。


総評四つ星


1.2倍速でサクサク視聴できたが、普通速でも停滞感や間延び感は恐らく気にならなかっただろう。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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