レビュー一覧に戻る
まほろ駅前多田便利軒
2011年4月23日公開

まほろ駅前多田便利軒

1232011年4月23日公開

kaz********

4.0

多田と行天、いいコンビだな

まほろ駅前で便利屋をやっている多田のところへ、チワワを預かってほしいと女がやってくる。年末から年明けまで結構長い期間だ。その間に、バスの間引き運行を疑う老人から調査の依頼が来る。調査を終えた多田はバス停で行天という小学校時代の同級生に会う。そこから多田と行天との共同生活が始まった。チワワを預けた女は夜逃げだった。チワワをほしいとやってきたルルとハイシーを二人はをヤクザから助ける。由良という塾通いの子どもの迎えを頼まれた多田はある日、バスの中で由良が座席の下にヤクらしきものを隠すのを見る。由良は五千円でヤクザから運び屋を頼まれていたのだ。警察に言わない条件でヤクをヤクザに返し由良を解放した。一方行天は、山下という男からストーカー行為を受けていたハイシーを逃がしたため、山下から追われることになる。行天が山下に刺されたことで多田も警察から追及を受けるが多田は黙秘を貫いた。  二人とも結婚歴があったが、初めはお互いに秘密がありそうで明かさない。最初、行天が子どもをもうけたのに一度も会ったことがないと打ち明ける。後でわかるが子どもがほしいという妻のために偽装結婚をし精子提供しただけの関係だった。一方、多田は子どもを風邪で死なせ、妻の不倫が疑われたため離婚したのだ。この辺の事情が分かってくると、二人とも苦悩の人生を生きてきたのだなと共感する。  誠実で優しい多田、思い切った行動をとるがそれが的を射ている行天。多田が由良に「生きてりゃチャンスがきっとある」と励ますシーン、グッときた。多田と行天、いいコンビだな。

閲覧数428