作品レビュー(312件)
- kaz********
4.0点
まほろ駅前で便利屋をやっている多田のところへ、チワワを預かってほしいと女がやってくる。年末から年明けまで結構長い期間だ。その間に、バスの間引き運行を疑う老人から調査の依頼が来る。調査を終えた多田はバス停で行天という小学校時代の同級生に会う。そこから多田と行天との共同生活が始まった。チワワを預けた女は夜逃げだった。チワワをほしいとやってきたルルとハイシーを二人はをヤクザから助ける。由良という塾通いの子どもの迎えを頼まれた多田はある日、バスの中で由良が座席の下にヤクらしきものを隠すのを見る。由良は五千円でヤクザから運び屋を頼まれていたのだ。警察に言わない条件でヤクをヤクザに返し由良を解放した。一方行天は、山下という男からストーカー行為を受けていたハイシーを逃がしたため、山下から追われることになる。行天が山下に刺されたことで多田も警察から追及を受けるが多田は黙秘を貫いた。 二人とも結婚歴があったが、初めはお互いに秘密がありそうで明かさない。最初、行天が子どもをもうけたのに一度も会ったことがないと打ち明ける。後でわかるが子どもがほしいという妻のために偽装結婚をし精子提供しただけの関係だった。一方、多田は子どもを風邪で死なせ、妻の不倫が疑われたため離婚したのだ。この辺の事情が分かってくると、二人とも苦悩の人生を生きてきたのだなと共感する。 誠実で優しい多田、思い切った行動をとるがそれが的を射ている行天。多田が由良に「生きてりゃチャンスがきっとある」と励ますシーン、グッときた。多田と行天、いいコンビだな。
- えい
5.0点
久しぶりに見て面白かった。
- yor********
2.0点
小説、等で、活字により、『読者が、自由に、想像を、行う、場面』が、映像に、成った、感じ。 逆に、「自由な想像の場面が、固定的な映像に、成って、いる、感じ」ので、ぎこちない、感じ・・・だけど、同等の映画は、意外に、多く、有る。 なお、「視覚の効果で、えぐい部分が、有る」ので、注意が、必要。
- rky********
3.0点
ネタバレコロナ前のソーシャルディスタンス
このレビューにはネタバレが含まれています。 - とみいじょん
4.0点
寮生活を観ているような気分。特に物語として盛り上がりはあえて作らないんだけど、何回も見直したくなる。 ドラマの映画化。だから、岸部氏の役のような、映画だけしか見ていない私には?となる。 最初は、まったくかみ合わないお互いの言動でも、少しずつお互いの心のツボにハマり、かみ合っていく。『傷天』のような上下関係ではない。 家族を失った多田。家族を絶った行天。 人と関わることを避けているように見えて、人のことに熱くなる。 不思議な距離感。 希望:誰かに必要とされること。 セルフネグレクトと言いたくなるような居住空間。 あえて幸せから遠ざかっているような。 それでも、この世の居場所を探して、漂っている二人。 そんな喪失感と、かすかなもがきと、温かさ。 不思議な場。 ズバズバ心に痛い台詞が出てくるのに、この世界の住人になりたくなる。そんな不思議な映画です。
- 週末社長ゆず
1.0点
最初、街の紹介をしてる時は面白くなりそうな予感がしてたのに、 何これ?って感じでくずれていく。 ああ、つまらない。
- さーたん
2.0点
なんとなく出てくる人たちがクズだらけで汚いのですよね。 大森監督のやりたいことは、分からないではない感じはしますが、、、。 あと、やはり、子どもを犯罪に巻き込むのは、やはり見たくないものです。
- oir********
2.0点
個人的にはあまりいい俳優と感じることがないエイタさんと松田龍平さん。 しかし、マイナス二乗はプラスになるかもとレンタルして見たら、確かに相乗効果は感じられ上手くポジティブな雰囲気が醸し出されていたとは言える。 ※でもエイタさんの激高場面とか長台詞(噛んでた・・)、泣き場面はちょっとこちらが恥ずかしくなる。 しかし、いかんせんシナリオにまとまりがなく個々のエピソードをだらだら流しっぱなし。やたら間延びした演出のせいで単にだらしなくなってしまったのはすごく残念。 なんだ龍平さん生きていたのという感じだが、お父さん優作さんの絶命名場面シーンを再現しても良かったような気がするが、原作ありきじゃ仕方ないか。(←というかあの場面はある程度は意識されていたのかもしれないな) ロケ地町田市なのは明らかなので原作にこだわらずまほろ駅前を町田駅前にしても良かったとも思うが、やはりそうはいかなかったのだろう。 でも町田はある程度土地勘があるので懐かしくうれしく感じたのは確か。 総評は二つ星だが、主演二人は悪くなかったですよ。せめてギュッと時間を圧縮してくれたら絶対よくなったんだけどなぁ。。。 1.2倍視聴でも冗長感は拭えなかったので、2時間を90分にすれば・・・と今さら言っても詮無いこと。
- dkf********
2.0点
つまらないという以外の感想がない。 終始ダラダラした展開が続くだけで全く盛り上がらず、無駄に時間が過ぎただけだ。こんな雰囲気を個性的演出と評価する好意的な見方もあるが、少なくとも本作に関しては、これを「味わい」などとプラス評価したくない。ただつまらないだけである。 瑛太はまだ健闘しているが、酷いのは松田龍平。独特の演技をする役者だが、あれは決して上手いのではなく、ただヘタウマなだけだ。本作のダルい感じには合っているとはいえるが、それが逆にイラッとして「もっと真面目にやれ!」と画面にツッコみたくなる。偉大な親父さんのカリスマオーラはどうやら遺伝しなかったようだ。 原作の小説やドラマは人気があるらしいが、どちらも知らない自分には映画がすべて。人気のオリジナル作品を映画化したからといって、必ずしも面白い映画が出来るわけではない。創る側も安直な企画に走らず、常にクリエイティブなものを目指すべきだと思う。
- ima********
2.0点
よくネットやレンタルで見かけたので、お洒落系のサブカルっぽい邦画かなーと思って期待してみたけど。何でも無い普通のグダグダしたドラマだった。
- rm2********
1.0点
ネタバレ演出が残念
このレビューにはネタバレが含まれています。 - a10********
5.0点
働く多田がかっこよく 行天のふらふらした脱力感が心地良い。 そして大晦日に
- hikaru
3.0点
良い映画でした。 面白かったし、深かった… 勿論、原作も良かったのでしょうが、 瑛太さんと松田龍平さんの絡みが絶妙で 最高のコンビでした。 狙っていない風のボケへの突っ込みが素晴らしい! 面白かった部分をあげればキリがないくらいだけど、 このセリフを面白いと思える人でないと、 この映画の良さはわからないかも…とも思いました。 幸い私はジャストミートだったようで、 クスクスと何箇所も笑わせていただきました。 面白いだけでなく心に響くセリフも多々。 心の傷の深さに切なくなったり、 優しさに感動したり… 二人の役割分担が素晴らしく、 小生意気な子供とのやりとりひとつとっても 子供に対しての大人気なさというか、 真摯さというか、優しさというか… 色々な面が見れてお腹いっぱい大満足な作品でした。
- sak********
4.0点
先日「光」を見て、「大森立嗣&三浦しおんってこんなだっけ?まほろはもっと面白くなかったっけ??」と思ったので、確認。 なんだ、やっぱりこっちは面白かった。 独特な肌触りのする映画で、とても好き。 キャストに関して言えば、私的にはノーミスだ。 多田と行天の関係性がよくて、それを表現する瑛太と松田龍平もうまくて。 見ていて気持ちよかった。 行天のキャラクターってのは、存在しえないぎりぎりの変な人なんだけど、龍平がそこに息吹き過ぎない生命感を与えてる感じがした。 なんなんだ、松田龍平、すげーな。
- s07********
3.0点
まほろ市、まちだ市、町田駅(東京)、 ストーリーや配役よりも知っている場所や風景が多くそっちの方が気になった。
- gal********
1.0点
の扱いがひどすぎて途中で見るのやめた。
- うえはらっぱ
5.0点
素なのかな?瑛太のツッコミと松田龍平の不思議ちゃんが最高なシュール作品。大ファンです。
- yio********
3.0点
が時折軽妙洒脱なやり取りが散りばめられていて、拾ってきたものが全くのゴミでもなかったというような感じの映画。 マァ酷くはないというところで2.5。
- ともきっちゃん
4.0点
ネタバレ奇妙な台詞
このレビューにはネタバレが含まれています。 - つとみ
4.0点
多田と行天の二人の掛け合いを楽しむこの作品はバディムービーであり、キャラクターを愛せるかどうかで価値が決まる。 妻がどうしても星4だというので4にした。松田龍平が好きで、どうやら行天は特に好きらしい。私は正直、星4の面白さとは思わない。 このあとドラマ版も観たし小説も読んでいた。 メインのストーリーがあるにはあるが、それとは特に関係ないこともたくさんあり、まぁそれが本作のいいところでもあるのだが、余計なことが多過ぎて、映画としてはイマイチだと思う。 好きな人は好き、そうじゃない人はそれなりに、そういう作品だ。