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少女たちの羅針盤 (2010)

監督
長崎俊一
  • みたいムービー 35
  • みたログ 243

3.34 / 評価:113件

原作読了者なら気づく、あるツーカット

  • せぷたか。 さん
  • 2011年6月3日 7時39分
  • 閲覧数 321
  • 役立ち度 15
    • 総合評価
    • ★★★★★

忽那汐里さん好きとしては
見逃せない一作でございました❤


原作は読破。
アマゾンには星4個でレビューをアップしました(微妙だ)


お気レビュさんをはじめ、
評価はガタガタでございましたが、
先見は忘れるようにして上映開始を待ったのでした。

★彡     ★彡

原作を読まずに
今作に高評価をつけている人、
素直にリスペクトしちゃいますよ!
だって、想像を膨らませなければ
いけないところが多すぎるんだもの!!



原作のエッセンスを取り出し、
エンディングだけ脚本家の色を
出したような作品になっていました。

現在、公開中の
『八日目の蟬』は、そのすべてが、
百点満点を凌駕する完成度の高さを
見せつけてくれましたが、今作は・・・でした。

元々、原作を読んだ時点で、
登場人物の掘り下げ不足を感じていたのですが、
映画では、それに輪をかけるように、個々のバックボーンを
ダイジェスト方式にしていますので、更に薄味(カロリー控えめ)になってました。


原作を読んでおり、
登場人物の生い立ちや、
劇団に纏わる事件の背景を
知っていましたので「ここはこうだよね」と
自分ならでは解釈も加えながら堪能できましたが、
原作を読んでいなくて、映画の材料だけで全部を
想像してくださいというのは、さすがに酷かと。。。

もう終盤に行くに従って、
「大丈夫か?本当に大丈夫か??」
と、まるで我が子を見るかのように、
ハラハラドキドキ、冷や冷やしながら、
スクリーンを見守ってしまいました。

違った意味で、
ここまでドキドキさせられたのは、
はじめてかもしれません(苦笑)

◇   ◇

一番楽しみにしていたこと。

“原作で、本ならではの手法で
 犯人を隠避し続けたけれども、
 一体、映画ではどのような手法をとるのか“

原作を読んでいましたので、
当然のことながら犯人は誰か
知っていたのですが、、、

なるほど!こう来ますか!上手いね!

ここは、思わず微笑んじゃいました♪
アテレコかと思っていたのですが、
エンドロールを見るかぎり、本人が、
声色を変えていたようですね。今作だけでなく、
これまでの出演作をすべて生かしたかのような、
素晴らしいギャップ演技でございました(拍手)

◇   ◇

原作を読んで、
映像にしてほしいなぁと
期待していたところは、ほぼ網羅されていました(笑顔)

演劇部の担当顧問は、
個性派から普通の先生になってましたけど。

この先生、原作では、けっこういい言葉や、
大事な言葉を言うのですが、映画ではほぼ割愛されていました。


もっと、見たかったのは舞台シーン。
特典映像で舞台のノーカットなんてつかないでしょうか。

舞台として、
芝居として、
原作にはない、
誰のアイデアかわかりませんが、
実験的な試みがされていまして、
できることなら、舞台が全部映る
引きの映像で、最初から最後まで見てみたいです。

もっとも、映画で、それをやっちゃったら、
とれもじゃないですけど2時間では収まりませんけどね(苦笑)

★彡     ★彡

サスペンスと青春物語をあわせた、
こちらもある意味、実験的作品??

原作同様に、
サスペンス色を、もう少し強めたほうが、
クライマックスが、もっと盛り上がった気がしました。



原作を読んでいる人には、
気づくであろう2カットもあってサービス心あり。
(読んでなくて気づいた人、こちらもリスペクト)

今作の絶大的な擁護派なのですが、
う~ん、星3個が精一杯でございます。残念。。。

詳細評価

物語
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