日本法律会社設立目指す幕末の武士達
- toy***** さん
- 2015年4月19日 23時14分
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タイトルからゲーム感覚の軽いノリで学校を造る話かと思いきや、専修大学を創設した人々の苦労を語る映画。主は相馬永胤(三浦貴大)だが 田尻稲次郎(池上リョヲマ)や目賀田種太郎(橋本一郎)、駒井重格(柄本時生)らを紹介する。専修大学が営業で儲けることを考えず制作したと思われる映画で演技は酷い。でも事実に基づいた映画なので、幕末の官軍賊軍関係なく未だに戊辰戦争・会津戦争での遺恨が残るのに、アメリカでその遺恨を乗り越え親友となり学ぶ姿が良い。今と違って日本語訳が全くないのに原書で勉強し、アメリカ人もいる中で上から5番目の成績で法律学士号や経済学士号を得て帰国する努力は凄い。西南戦争で死んでしまったかもしれない英才が渡米していたことで生き残り明治維新後の日本を造った。非常にエネルギと高い意志をもらう映画である。出てくる人たちがみんな優秀だったということで、俳優・監督・脚本の悪さを史実でカバーする良い映画である。
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