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ガリバー旅行記 (2010)

GULLIVER'S TRAVELS

監督
ロブ・レターマン
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  • みたログ 1,638

2.80 / 評価:562件

ハリウッドの悪い面を凝縮したような映画

  • Seven Garbage さん
  • 2017年8月30日 16時28分
  • 閲覧数 1443
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

マイクジャッジの「Idiocracy」で未来人がケツの映画に大爆笑してオスカーの作品賞を授与していたが、まさにこの映画がケツの映画である。
仮にジョナサン・スウィフトがもしこの映画を見たらどれほど筆鋒激しく罵倒するか見てみたい。
ガリバー旅行記は小人の国に行った人間が冒険活躍する話ではない。馬鹿げた宗教戦争で人が理不尽に残酷に殺し合うさま、科学信仰の行き過ぎが生む退廃を容赦なく見せつけ、馬の奴隷として這いずりまわる人間の忌むべき本性を明かす無慈悲な人間嫌悪の本である。
それでもユーモアに溢れた箇所は原作の随所にあるの(卵をどちらから割るか論争や胡瓜から太陽光を抽出する男など)だから使えばよいのに、全く使われず空虚なオリジナルギャグがそこかしこで上滑りしているのを見させられることになる。
ちなみに小人の国に流れ着いて宮殿の火を放尿で消す、というところ以外はガリバー旅行記とはまったく関係ない話である。とってつけたようなニューヨークでの恋愛や雑な場面展開などハリウッドの悪い面を凝縮したような映画なので、反面教師にはなるかもしれない。
3D公開、エグゼティブプロデューサー兼主演にジャックブラック、ホリデーシーズンに合わせたファミリー映画という要素さえ揃えてそこそこヒットすりゃいいわけで、質なんぞ彼らの知ったことではないことがよく分かる

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