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5.0点
ネタバレ生の実感
様々なミュージシャンからリスペクトされている、いわゆるミュージシャンズミュージシャンの代表格ロックバンドの内面作品。前半は前評判ほど赤裸々ではないのかも、と思いましたが、後半は目が離せませんでした。 ライヴ映像は結構ありますが、一曲丸々収録されているのは一部。個人的には「7月」をフルで入れて欲しかったんですが、そこが唯一残念な所。 しかし「バンド」の生き様と言うか、外から見ると何の迷いや悩みなど無く、一本芯の通ったことをやり続けて来たように思えるブッチャーズも様々な葛藤を抱えてきたのだなと当たり前ですが、それを確認できます。 田渕ひさ子が「入るまで売れるとか売れないとか、そういうことを全く考えてないバンドだと思っていた」というような発言をしていましたが、そこにこの映画の全てが集約されているように思いました。 最後の、恐らくライジングサンにて行われた「ocean」のライヴ映像は必見。 ブッチャーズの貴重な映像作品として、DVDを持って置いて損は無いです。
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