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メアリー&マックス (2008)

MARY AND MAX

監督
アダム・エリオット
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4.15 / 評価:140件

不完全な相手を、相互に受け入れる!

  • hir***** さん
  • 2020年3月22日 23時39分
  • 閲覧数 569
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

(1)   
1976年、オーストラリア・メルボルンに住む8歳の少女メアリー・デイジー・ディンクル。家は貧しく、母はアルコール依存症。自分は額にあざがあり、学校でいじめに遭っていた。
(2)
ある日、メアリーは、電話帳を見てニューヨークに住むマックス・ジェリー・ホロウィッツという男性(44歳)に手紙を出す。メアリー(8歳)は、ともかく友達が欲しかった。
(3)
マックスはアスペルガー症候群(一種の自閉症)を患う孤独な中年男性。知的発達・言語発達は普通だが、対人関係が不器用で困難だ。マックスは様々の仕事を経験し、今は過食症、独身。
(3)
マックスは、かつて少年期いじめられた記憶に今も苦しむ。また早くに親を失い「愛なんか知らなかった」と彼は思う。彼の友達は、空想のラビオリのみだ。
(4)
メアリーとマックスは、文通を通しきずなをはぐくむ。1988年、父が死に、メアリーはその遺産で大学に通う。優秀な成績で大学を卒業。アスペルガー症候群の研究をする。またメアリーは手術をして額のあざを除去する。そしてダミアンと幸福な結婚もする。
(5)
自信過剰になったメアリーは、マックスを題材に、アスペルガー症候群の本を書き、出版する。無断で本の材料とされ、マックスは怒り、絶交をメアリーに告げる。
(5)-2
メアリーは本と業績を廃棄。またマックスに「1’m sorry.」と手紙を送るが、マックスは許さない。メアリーは落ち込み抜け殻のようになる。彼女の夫ダミアンは、抜け殻のようなメアリーに堪えられず、離婚する。
(5)-3
メアリーは、首を吊って自殺しようとする。その時、マックスからの赦しの手紙が、メアリーのもとに届く。「誰もが不完全なんだ。君も僕も。不完全な自分を認める。君は友人だ。マックス」と手紙にあった。メアリーは自殺をやめた。(最初の文通から約20年が経っていた。)
(6)
メアリーはダミアンとの子供を産む。その1年後、メアリーはマックスに会いに、ニューヨークに行った。ところがメアリーがマックスの家に着くと、マックスはソファーで死んでいた。壁には、これまで20年間メアリーが送った手紙が全て貼られていた。(メアリー28歳、マックス64歳!)

《感想1》いじめを受けると、人の心に消えがたい傷が残る。親との死別など、幼年期の不幸も、人の心に消えがたい傷を残す。
《感想2》だが不幸な君も、君なのだ。また欠点を抱える君も、君なのだ。不完全な君を、君は受け入れて生きるしかない。
《感想3》不完全な相手を、相互に受け入れることで、互いに真の友人になることができる。
《感想4》だが死が、真の友人同士の関係を終わらせる。それも受け入れるしかない。人の世の運命だ。

詳細評価

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