解説
ロシアの巨匠ニキータ・ミハルコフ監督が、約16年ぶりに発表した『太陽に灼かれて』の続編。スターリンの粛清から第2次世界大戦という過酷な歴史に翻弄(ほんろう)される、生き別れの父と娘がたどる皮肉な運命を映し出す。父娘を熱演するのはミハルコフ監督自身と、娘のナージャ・ミハルコフ。製作や準備におよそ8年を費やして描かれた壮大なドイツ軍との戦闘シーンや、互いを思う2人の深い絆が胸を打つ。
シネマトゥデイ (外部リンク)
あらすじ
1943年、KGB幹部のアーセンティエフ大佐(オレグ・メンシコフ)は、スターリンに呼び出され、記録上すでに処刑されたはずの、コトフ元陸軍大佐(ニキータ・ミハルコフ)の捜索を厳命される。だが、反逆罪に問われたコトフ元大佐の妻と娘(ナージャ・ミハルコフ)をひそかにかくまったのは、ほかならぬアーセンティエフ大佐で……。
シネマトゥデイ (外部リンク)