ここから本文です

奇跡 (2011)

監督
是枝裕和
  • みたいムービー 810
  • みたログ 1,748

3.58 / 評価:846件

是枝監督はこの出来で納得したのか?

  • ポルティ さん
  • 2020年8月15日 1時31分
  • 閲覧数 407
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

是枝監督、こりゃいったいどうしてしまったか?と言いたくなるような困った作品だ。
是枝監督の作風と言えば、標準語が基本の都会的なイメージがあるが、これは舞台が九州でセリフも方言という異色作。それだけならまだしも、脚本がそれまでの監督の書いてきた作風とは毛色の違うものになっていて、かなりの違和感が否めない。本作の重要なスポンサーであるJR九州への忖度(本作公開時にまだこの言葉は一般的ではなかったが)が見え隠れして、何やらどこか窮屈そうな空気感のある「よそ行きの脚本とよそ行きの演出」という印象を受けた。

主役のまえだまえだの兄弟は幼い頃から舞台で鍛えた「芸人」としての才能を発揮し、大人顔負けの見事な演技力を見せてくれるが、すべてをこの兄弟に頼り過ぎだ。対峙する大人達のキャストに見どころが少なく、大塚寧々も橋爪功もオダギリジョーも本作に関しては樹木希林でさえもイマイチ存在感が薄いのはいただけない。阿部寛、長澤まさみに至っては完全に客寄せパンダ状態で、使い捨てみたいな位置づけ。唯一原田芳雄だけが抜群の味わいを見せていて秀逸だ。

個人的な評価では是枝作品の中では凡作の部類。本当に監督はこういう作品で納得したのだろうか?

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ