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マーラー 君に捧げるアダージョ
2011年4月30日公開

マーラー 君に捧げるアダージョ

MAHLER AUF DER COUCH/MAHLER ON THE COUCH

1022011年4月30日公開

miy********

3.0

サロネンのマーラーは素晴らしい

渋谷3本ハシゴデーの三本目は 「マーラー 君に捧げるアダージョ」です。 最近流行りなのか たまたま生誕○○周年が重なっただけなのか 偉大な芸術家の人間性を描いた映画が 日本で立て続けに公開されています。 ショパンやらトルストイやらストラヴィンスキーやら モーツァルトの姉やらプッチーニやら。 それらの映画は鑑賞していないんですが マーラーは最も好きなクラシック作曲家の一人なので 今回鑑賞してきました。 音楽家としてのグスタフ・マーラーは余り描かれず、 愛に苦悩する一人の人間としてのマーラーにスポットを当てた感じ。 上に挙げた芸術家たちの映画もそうなんでしょうか? マーラーの曲の特徴は、大規模で美しくて荘厳で壮大で 大げさで仰々しくて鬱陶しくて暑苦しいというもので だからこそ僕も大好きなわけですが、 そういったマーラーの楽曲がふんだんに使われているので 映画の方もやけに仰々しい感じがしました。 これは監督の作風によるものかもしれません。 マーラーという天才音楽家の妻となった女性の苦悩、 妻を愛する天才音楽家の苦悩、 そういった重苦しいテーマとマーラーの楽曲は 良くマッチしていたと思います。 独特の演出もあり、なかなかお勧めとはいきませんが 重々しくはあるもののそれ程長い映画でもないので グスタフ・マーラーの真実の(?)人間ドラマに 興味のある人は是非どうぞ。

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