2011年7月2日公開

小川の辺

1042011年7月2日公開
小川の辺
3.2

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7%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(161件)


  • sou********

    5.0

    叙景、静謐、余韻

    序盤の突然荒れる川と終盤のただ静かに流れる川。 道中の美しく瑞々しい風景。主人公の抑制の利いたたたずまい。 大人向きではあるが、大変素晴らしい作品だと思う。 妹役も悪くはない。ただ、兄と妹の温かみのある関係性も、もう少し描けたら なお良かったのにと思う。

  • ヤマト777

    4.0

    小川の辺

    最近の映画はアニメ原作を映画化したものが多い中、藤沢周平作品ということで、人情話で中々話が進まないと言うことを覚悟してじっくり腰を据えて観なくてはいけない映画だと思う。 東山が武士を演じた作品を私が観たのは2回目だが、前作より板についてきたと言うのが率直な感想だ。 最後の東山と愛之助の殺陣部分で少し気になるところがあったが、それは全体からみればとるに足らない事であろう。 主題曲は古きよき時代の日本の原風景を想わせる様な感じであるが、冨田勲作「NHKー新日本紀行の主題曲」と重なる部分があると思ったのは私だけかも知れない。

  • mat********

    2.0

    藤沢周平なんだけどなぁ

    藤沢周平原作とあったから見たんだけどねぇ~ 東山が何かつまらない、堅苦しい見たいで

  • NUG

    4.0

    現代時代劇

    この物語が史実に基づいたものであるかどうかは知らない。しかし少なくともこうした時代の日本には同様なことがよくあったということであろう。現代社会では命を奪われるようなことまではないにしろ、組織において上と異なる意見や提案をする人間は、疎まれるという現実には何の変わりもない。そしてこの映画は観るものにとっては組織側に立つような視点で作られており、最後はハッピーエンドで終わったような錯覚に陥れされてしまう。でもそうではなく現代社会に生きる貴方らの現実をよく考えてみろ、昔から組織社会というものは何ら進歩していないのだということを主題としているのなら、非常によくできた映画だと思う。

  • ヨッキ

    3.0

    日本原風景再現と音楽が切なくいい

    テレビドラマのように現代風にアレンジがないところが藤沢周平作品の良さ。江戸時代の原風景再現と武士の心情が現代人にはわからない静けさの中、何か考えさせるところがある映画でした。ストーリーは今一だったけど東山紀之は時代劇にはかっこいいねん。妹役がもっと日本美人の女優だったらもっとよかった。この家の中でなぜ彼女が生まれたのかわからなっかたんあ。

  • fyd********

    5.0

    静謐

    商業主義とは相いれない静謐さが清清しい。時に寡黙すぎる登場人物たちのはざまを、自然界の息遣いが満たしていく。ブレイク以前の片岡愛之助の手堅い演技も必見。心が疲れたとき、一服の清涼剤として、常に手元に置いておきたい秀作です。今の邦画が忘れつつある潤いが此処にはあります。

  • nse********

    3.0

    ネタバレ想定範囲内の結末

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • tam********

    4.0

    ネタバレ最後の数分に愛が凝縮された作品

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • yut********

    4.0

    小川は、心の岸辺にせせらぐように……

    藩士・朔之助は 正義を貫いたために脱藩した藩士・佐久間を斬れとの藩命を受け 家臣・新蔵を伴って、旅立った。佐久間は、妹の夫でもあった。 旧友である義弟を斬れるのか……。妹は、どうなるのか……。 東山紀之さんのりりしさが、ひときわ際立つ作品でしたが 何よりも、タイトルの“小川”の風景が、そこここに、絶妙に生かされ 趣きを添えていたのが、とても良かったです! (以下、結末はボカシて、思うところです) ▼▼▼ ? 「武士とは、むずかしいものだな」 藩政を思えばこそ、藩主の不興を買ってしまった佐久間にも そんな義弟を斬れという、藩命を受けた朔之助にも、 武家の不条理がある。 多用される、朔之助の瞑想シーンは、”迷い”だったと思う。 道中、朔之助は、姉弟による仇討ちを目にする。 彼らは、手が震え、とても人を斬るどころではなく 仇の侍も、さやには、木刀しかない、“さや侍”だ。 いずれも、武家の名を汚さぬように 体面を張って、生きてきた者たち。 「武士とは、むずかしいものだな」 とつぶやく、朔之助の背中が、広く見える。 その背に背負うものもまた、むずかしいものだとの想いを新たにする。 ? 「ゆっくり参ろう」 作品は、朔之助が佐久間を捜し当てるまでの“道行き”でもあり 近づくことは、どちらかの死に、近づくことでもある。 ~死に近づくこと~ それはそのまま、生きる(命の営み)という歩みでも、あったのかもしれない。 少しでも、先延ばしにしたい……. その想いは、季節を遅らせるかのように 実家の木に、花を咲かせない。 祈りを託された花は、家族たちの想いとともに、 ラストシーンに呼応していくのが、いい。 ★☆? 小川のせせらぎに想う ☆★ 小川は、作品を流れていく。 朔之助の道中、所々、流れる小川が、涼やかで清らかなせせらぎを 耳に運んでくれるのが、とても心地よい。(涼みましょう♪) 船で行く川にも、ギッチラコと、抱かれるよう…… この流れは、朔之助を導くべきところに導くものであり 流れゆく時の流れでもあるのだが 、それは 幼いころから続く、心の流れでもあったのだ!(原作未読の私には意外だった!(>_<)) 武士の生き様、家族の想い、そして、 斬るか斬られるか…… それらが、渦巻きながら怒涛となって、作品は終わるものと思っていたが 心憎いかな(>_<)、この作品は、『小川の辺』というのだった…… 時は戻らないけれど、なりゆきは、今一度、 朔之助らを、幼い日の“小川の辺”に戻した。 (“小川の辺”とは、単に、佐久間の隠れ家があった場所ではない!と言っておこう!) それは、彼ら(共の新蔵・含む)の“心の岸辺”でもあったと言えよう。 不条理と言ったが、そこには 切なさ、哀しみ、無念あるいは、あきらめという閉塞感も、あるかもしれない。 皆、耐えながら生き、生きなければならない道を生きるしかないけれど 抗えない運命と言う濁流(増水)は、そこにあったかもしれないけれど 行く川の流れは、同じ流れではなく 出口を見つけて、流れ出す! (そうだったのか!と思いつつ、もうちょっと緊迫しても良かったかな…^^;) そうして、新たな流れが、新たな季節を告げるように 時を止めていた木にいっぱいに咲いた、清廉な花の白さが、印象的だ。 そこには、もう、余計なセリフがないのがいい。 あるのは、 確かな足取りの、りりしい武士の姿。 そして私たちも、歩んでいる…… ▼▼▼ 路傍の草々、遠くの山々…… 済んだ空気、柔らかい日差し……そして 冷たさがヒンヤリと感じられるような、小川のせせらぎ……(涼んで☆) この、静かな時の流れを、余韻にして、感じればいい…… 誰もが、それぞれの運命という、小川の辺を、生きているのだから…… 短編の映画化は、長編のあらすじになることなく、 ゆっくりと情景を見せてくれて、心を重ねられると思います。 さらさらっと流れる印象も、あるかもしれませんが^^; 原作未読の私には、意外な展開で、良かったと思います☆

  • rus********

    4.0

    日本人で良かった~と思います。

    試写会が当たりましたので、観に行って参りました。 驚くほど、中高年の方々ばかりで圧倒されましたが、 やはりこういう映画はこの年代の方々に愛されるのだなぁと。 若い人達にも見て欲しいんですけれどもねぇ・・。 日本人って本当はこういう礼節を重んじる人種だったなぁー って、忘れていた気持ちが呼び起こされる気がしますし。 時代劇もいいもんですので、見ず嫌いの人! ぜひぜひ、どうでしょう? 感想は、やっぱり藤沢作品はいいですねぇ。 どうして、こういうお話が書けるんだろうって、 毎回、脱帽です。 日本人にしか分からない、切なさやもどかしさ、 やりきれなさが滲み出ている作品ばかりなんですね。 どうしようも出来ない事、助けられない事ってあるなぁと。 悲しいとか楽しいとか単純な感情ではない想いに、 確実にさせられます。 そして、最後にはああ日本人で良かったと思わせてくれますね。 すみません、映画の話に戻ります。 主役は東山紀之さんですし、間違いがないです。 最近の役者さんではダントツに侍の役をやらせたら日本一。 本当にきれいで間違いなくかっこいいです。 あの鍛え上げられた体には、 武士道の精神を宿っている気さえします。 とにかく素晴らしいです。 ちょっと話がそれますが、 実は、古い人だなぁと思っていたのです。 彼を見直したのは、やっぱり時代劇映画の山桜。 これは・・ジャニーズと侮っていて申し訳ない事を。。 を思わず謝った覚えがあります。 今では、ジャニーズだった事を忘れてしまうほど、 素敵な時代劇役者だと思っています。スゴイ。 この山桜という映画自体も本当に良い映画なので、 もし良かったら、見てみて欲しいです。 東さんもですけど、田中麗奈もすっごくいいですので。 本題に戻りますが、時代劇映画が好きなので、 よく見るのですが、 小川の川辺、本当に山形の風景が美しく、 お話も日本人の精神が描かれていて良かったんですけども、 ちょっと終わり方とキャストに疑問が。。 終わり方はなんとなくモヤモヤっとする終わり方でしたねぇ。 あんな事があったばかりなのにねぇ・・↓↓と、 ちょっと不謹慎な感じがする場面やそこで終わり?と、 終わり方に何となく疑問が。 それから、一番の難点はキャスト。 妹の田鶴役がどう考えても、 しばらく時間を置いて考えても、ミスキャスト。 あの時代の凛としつつもしとやかな、美しい女性が 全く演じきれてませんでした。ガックシです。 ただ一人、現代の女性でした。 見る前から、大抵の皆さんが、あれ?ミスキャスト? と思ったと思うんですけども、 出来れば、そんな皆さんの気持ちを謝らせる様な、 田鶴を見せて欲しかったですね↓ 花のあとの北川景子の様に。 思ったより良かったですからねぇ。 それから、これは何となくなんですが、尾野真千子さん。 この方、東さんの奥さん役だったんですが、 何となくちょっと違うなーと思いました。 松原千恵子さんも。 ただ単にこれは好みの問題だと思いますが。 役者の皆さんゴメンナサイ。 片岡愛之助さんですが、もう少し出演場面があったら・・ と、何となく足りない場面がある気がしましたが。。 いい役者さんなのに、勿体無いと思いました。 関係ない話ですが、ラブリンって呼ばれてるんですね(笑) 初めて知りました。 全体的には良く、感動もしたのですが、 ちょっと今回の藤沢作品は何か欠けてる気がしました。 なんだろう?ちょっと足りない感じがあります。 それでもまあ、ちょっとだけなので、 ぜひ見て欲しい作品です。 美しい山形の風景、日本人が共通して大切にしている精神。 そんなものに出逢えます。 それから東さんが美しいです。(またそれ?ですけども。) それでは、拙い文章ではありますが、 今日も楽しい映画鑑賞を♪

  • vaw********

    2.0

    ネタバレもっと人間ドラマで魅せてくれないと!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • oce********

    3.0

    役者に違和感

    藤沢周平作品は結構な数が映画化されているが、短編が多いこともありまだまだ素材は残っている。 特徴としては時代劇特有の派手な殺陣はなく、静寂こそ美徳といわれる時代だ。 本来はもっと悲壮なはずの密命だが、それすらも軽く感じる部分がある。 世界観にそぐわない役者がかなりの違和感を感じる。 菊池凜子なんて顔つきが時代劇に全くあっていない。 家族の会話を増やしてもよかったとは思う。他の藤沢作品よりは印象が薄い。

  • sir********

    2.0

    ネタバレ兄と妹の愛情が・・

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • いやよセブン

    3.0

    藤沢周平のテンポ

    日本の美しい自然に封建的な武家社会、そこで翻弄される人々、抑制された愛情表現がせつなさを増す藤沢周平作品。 主人公(東山紀之)は剣の達人、主命により脱藩した藩士の暗殺を命じられるが、その妻は妹(菊地凛子)だった。 この妹はとても勝気で積極的、剣の腕前もそこそというキャラなので、キャスティングは難しかったのだろう。 東山紀之はカツラが似合い、時代劇は安心して見ることが出来る。

  • notabene

    3.0

    惜しむらくは、妹役

    BSプレミアムで放映されていたのを観ました。東山紀之主演ということで期待大でした。他にも尾野真千子、藤竜也、片岡愛之助・・・という贅沢なキャスティング。でも、なぜか活かしきれていない。妹役のじゃじゃ馬ぶりは、むしろ尾野真千子が演じた方がよかったのでは? と思ったのはわたしだけでしょうか? 気になったのが脚本と演出です。同じセリフを繰り返す手法は、観る者にかえって退屈さを与えます。決して原作が悪いのではないでしょう。伏線のない藤沢周平作品は素朴なだけに、そういう基本的な要所を押さえていないと映像化は難しいのかもしれません。そこへいくと、やはり山田洋次監督は手腕の凄さを感じさせます。

  • yam********

    3.0

    ネタバレ兄と妹の関係をもっと描くべきだ。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • mas********

    2.0

    これはいけません

    主人公の立ち居振る舞いは美しいのですが なぜか藩内でも1,2を争う剣術の達人とはとても思えない軽さで 武士として藩命により親友と妹を敵に回して苦悩する筈の主人公は の造形もぼんやりとして魅力に欠けます。 ストーリーも魅力が無いしあのラストでなぜ「涙する」のでしょうか?

  • jfk********

    1.0

    期待外れでした

    藤沢周平原作の時代劇映画としては、「たそがれ清兵衛」、「隠し剣 鬼の爪」、「武士の一分」、「山桜」、「花のあと」、「必死剣鳥刺し」をみたが、いずれも満足。 しかし、この「小川の辺」はつまらなかった。すこしウトウトしてしまった。 東山は凛々しくよかったが、菊池は「やはり」がっかり。他の登場人物も凡庸。登場人物の性格描写が浅く、物語は先が読める。 美しい日本の自然風景、の筈だったが、色がよくないせいか今一歩。 DVDが出ても買う気がしない。

  • lul********

    2.0

    山なし、落ちなし

    凄く平坦なストーリーだった。 良く言えば纏まっているという事なんだろうけど、悪くいえば「それだけ?」という感じ 以前の藤沢映画での例えば目を患ってしまって一転して悲惨になる状況とか、下級武士の悲哀みたいなものがないので正直どこにどう感情移入すればいいのか分からない。 また、原作を知らないので何とも言えないが細かい描写があり、複線かな?と思っているとそれらを全く回収しなかったりと映画のリズムに何となく合わない。 全体的に違和感を感じた。 ロケ地山形の情景は素晴らしかった。山の緑は青々としていて力強い生命力を感じた。 なので☆2

  • ydw********

    2.0

    人物描写が全くダメ!感情移入できません

    東山紀之の武士としての凛とした佇まいや、鍛え挙げられた肉体は申し分無いのですが 残念ながら、他の人物描写の深さが足りません・・・特に妹の田鶴との関係が幼い日の川辺のくだりだけではね・・・ただの我儘な妹、亭主が討たれて即幼馴染になびくでは本当に感情移入できない人物でしかありません。 藤沢周平の原作を借りるのは良いですが、脚本をきちんと紡いで映像化しないとただの看板倒れです。

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