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小川の辺
2011年7月2日公開

小川の辺

1042011年7月2日公開

tam********

4.0

ネタバレ最後の数分に愛が凝縮された作品

民の為に正論を説き脱藩に追い込まれた親友を上意に従って切り、その妻である妹をバカな女とののしるが別れの時に口元の表情で幸せを願う兄。美しい日本の風景をふんだんに使った静かな映画ではあるが、最後の数分に友や従者、妹に対する愛が凝縮されている。確かに“たそがれ”と比較すれば淡々としているがそれも一つの味だと感じる。妹役がミスキャストとの指摘、もっと美形の方が感情移入できるという意見だと思うが、むしろ本作品の方が無骨でまっすぐな北国の女らしいのでは。当時の下級武士が自分を殺して上意に従う姿が、現代サラリーマンと類似でもある。BSを録画して見たので長すぎるとは感じなかったが、映画館では違う感想を持つ人がいるかもしれない

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