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三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 (2011)

THE THREE MUSKETEERS

監督
ポール・W・S・アンダーソン
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3.36 / 評価:1133件

解説

幾度も映像化や舞台化がされているアレクサンドル・デュマの冒険活劇「三銃士」を、『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督が映画化したアクション・エンターテインメント。無鉄砲な主人公を『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のローガン・ラーマンが演じるほか、行く手を阻むバッキンガム公爵を初の悪役となるオーランド・ブルーム、謎の美女ミレディをミラ・ジョヴォヴィッチがなまめかしく好演。8台の3Dカメラを駆使して撮り上げた驚異の映像美でよみがえる「三銃士」の世界に酔いしれたい。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

17世紀フランス、銃士にあこがれを抱きパリにやってきたダルタニアン(ローガン・ラーマン)は、気が強く向こう見ずな性格が功を奏したか、あることがきっかけで三銃士の仲間入りを果たすことに。その後、フランス国王側近の裏切りで奪われた王妃の首飾りを取り返すため、イギリスへ向かうことになるが、彼の前には事件の鍵を握るバッキンガム公爵(オーランド・ブルーム)と正体不明の美女ミレディ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が立ちはだかる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S., and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.
(C)2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S., and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.

「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」新たな仕掛けが絶妙な3D冒険活劇

 何度も映画化されてきた冒険歴史小説の古典「三銃士」が、斬新なアイデアと奥行きのある自然な3D映像で、未知の世界を体感できる胸躍る娯楽作に生まれ変わった。

 17世紀初頭のフランスを舞台にした物語の大筋は原作と変わらないが、巧みに加えられた新たな仕掛けが絶妙。ダ・ビンチが遺した設計図を元に建造される帆船軍艦スタイルの巨大飛行船が登場し、空から当時の世界を冒険できるのだ。レトロでシャれた飛行船、400年前のパリやロンドンの空撮、その上空で繰り広げられる飛行船バトルと、これまで見たことがない映像のオンパレード。3Dでの雲の質感や風景の遠近感は素晴らしく、飛行船は本当に浮かんでいるように見え、眼下の風景には無限の広がりが感じられる。

 この立体感は、宮殿やロンドン塔、ノートルダム寺院を背景にした場面でもいかされている。それら歴史的建造物の想像を超えた大きさや高さ、広さが、考えられたカメラアングルや兵隊などの配置でさりげなく伝わり、スリルやサスペンスを増幅しているのだ。

 キャラごとのアクションも考えられている。ミレディは裏切りの悪女で、戦いではなく、大胆で緻密なトリップ破りや潜入のしなやかなアクションで魅せる。実際に剣で戦うのは、命知らずの銃士たち。その場にあるものを利用しながら果敢に多くの敵に挑む銃士たちのアクションは、動きのひとつひとつがきちんと映され、思わず手に汗握ってしまう。また、悪役のバッキングガム公と枢機卿は悪巧みだけで戦わず、余計に憎々しい。主要キャラの苦悩や成長には深入りせず、娯楽に徹して新たな3D活劇に挑戦した作りは心地よく、続編も期待。(山口直樹)

映画.com(外部リンク)

2011年10月20日 更新

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