ここから本文です

メカニック (2011)

THE MECHANIC

監督
サイモン・ウェスト
  • みたいムービー 227
  • みたログ 2,007

3.62 / 評価:1,026件

やっぱり殺し屋はハードボイルド

  • 野暮な江戸っ子 さん
  • 2011年10月29日 3時48分
  • 閲覧数 1517
  • 役立ち度 33
    • 総合評価
    • ★★★★★

1972年、あのマンダムのチャールズ・ブロンソン主演作のリメイク。殺人の痕跡を残さない完璧な仕事ぶりから「メカニック」と呼ばれるすご腕の殺し屋アーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)がストイックなまでのプロフェッショナルぶりを見せつけます。

精密機械のごとき正確さで実行する殺し屋に扮したジェイソン・ステイサムが、デジタルの時代にアナログなヒーローを体現し、鍛え上げられた肉体を駆使します。
しかし、この作品のジェイソン身体だけでなく、寡黙でハードボイルド、中身が熱くてもクールに徹しています。

アーサーの元に組織から新たな指令が下されます。それはアーサーの友人であり、恩人のハリー・マッケンナの暗殺。ハリーは組織を裏切って他の暗殺部隊を壊滅させたという。アーサーは葛藤を抱えながらも、プロとしてこの任務を遂行します。

ハリーを殺すシーンは、銃声が駐車場に響き、哀感があって、やっぱりハードボイルド。感傷に溺れすぎず、非情を貫くのがクール。寡黙さが存在感を増します。

アーサーは、自分が殺したハリーの息子・スティーブの面倒を見ることになり、スティーブに銃器の扱いを教え、パートナーとして教育していきます。
そこに情が芽生えたかもしれません。
弟子に隠していた秘密がいつ露見するかという緊張を常にはらんだ映像は、バイオレンスの中で殺すことでしか生きていけない男たちの悲哀と虚無が濃厚に凝縮されていました。
そして、スティーブは、アーサーが父を殺したことを知ることになります。
師匠と弟子。
クライマックスに何があるのか。
少ない台詞の意味が緊迫感を高めます。
やっぱりクール。

アーサーのクールに対し、未熟で感情的なスティーブをホットに演じたベン・フォスター。
好対照でした。
そして、ドナルド・サザーランドの演技も見逃せません。

日本で作ったらもっとウエットになると思いますが、そうならないところがいいですね。
続編、あるかもしれません?

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 切ない
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ