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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団
2011年4月29日公開

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団

SCOTT PILGRIM VS. THE WORLD

1122011年4月29日公開

一人旅

5.0

ゲームオマージュ満載のバトルコメディ

エドガー・ライト監督作。 2004年から2010年にかけて刊行された、カナダの作家:ブライアン・リー・オマリーによるグラフィックノベル「Scott Pilgrim」を、『ショーン・オブ・ザ・デッド』(04)、『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!』(07)のイギリスの俊英:エドガー・ライト監督が2010年に映画化したファンタジーアクションコメディです。 カナダ・トロントで活動している売れないバンドマンの青年(マイケル・セラ)が、一目惚れしたミステリアスな女の子(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)と付き合うために彼女の7人の元カレ全員と対決する―という訳の分からないお話で、次から次へと登場する曲者揃いの元カレ軍団を相手に謎の必殺技を駆使して壮絶&お馬鹿な闘いを繰り広げていく青年の勇姿と恋の行方が描かれます。 ユニバーサルのオープニングロゴがレトロゲーム風であることを始めとして、随所に見られるゲーム風の演出がユニークなエンタメムービーです。青年vs元カレのバトルではステータスや効果音、コンボ数が画面上に表示されたりしますし、敵を倒した際の「K.O.」表示等ストリートファイターのオマージュも見られます。登場人物にレベルが設定されていたり、倒した敵がコインをドロップするというのもドラクエのオマージュです。さらに、青年がおしっこすると“おしっこゲージ”がみるみる減少していくという下らない遊び心や日本のナムコが開発したパックマンに纏わる蘊蓄等も盛り込まれています。 100%荒唐無稽な内容ながら、全編にわたる遊び心満載のゲームオマージュ&お馬鹿センスがエンディングまで輝きを放つエドガー・ライト監督作品であります。

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