あらすじ・解説
南アルプスのふもとにある長野県大鹿村でシカ料理店を営む風祭善(原田芳雄)は、300年以上の歴史を持つ村歌舞伎の花形役者。公演を間近に控えたある日、18年前に駆け落ちした妻・貴子(大楠道代)と幼なじみの治(岸部一徳)が現れる。脳に疾患を抱え記憶を失いつつある貴子をいきなり返され戸惑う善だったが……。
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作品レビュー(189件)
- arl********
3.0点
かねてから中央構造線に大いに興味を持っていたので、大鹿村に興味があり観てみました。ほっこりした映画でした。
- nisan
1.0点
題材が素人歌舞伎だからか、入ってこなかった。そんなにコミカルでもなかったし。
- ksk********
4.0点
原田芳雄さんの遺作。後に重要無系文化財に指定された大鹿歌舞伎をモチーフにしながら村の人々の愛惜を明るく渋くさり気なく描いた作品。 冒頭から原田芳雄さんの独特のセリフ回しや所作に感嘆。あの言い回し、松田優作が影響を受けたというのもうなずける。コメディータッチで格好つけてるわけでは全然ないのに情けないシーンでもニヒリズムが滲み出る。このタイプの役者さんって天性なのでなかなか出てこない。ゆえに今生ではいないわけですね。 共演者はこの上なく豪華、三国連太郎ー佐藤浩市親子の最初で最後の共演だったり、松たか子、岸部一徳、石橋蓮司などなど。それでも主役としての原田さんは物凄い存在感なのです。 物語は腐れ縁の幼馴染みと駆け落ちした女房、というとんでもない二人が帰ってきたことから始まり、村の伝統である歌舞伎を通じての再生を描く。でもそこはお涙頂戴だったり、ウエットな人情、友情、愛情ではなく、やんごとなき腐れ縁の世界なのです。 源氏の演目での最後のセリフ「仇も恨みも是まで是まで」に掛けたストーリー。それ故に最後の30分の歌舞伎舞台シーンは本格的で監督と原田さんの思い入れが伝わってきた。脚本としても良くできていると思う。もしかしたらこの歌舞伎演目こそが主題で、人間模様はサイドストーリーに過ぎなかったのかもしれない。 素晴らしい遺作でした。
- ピニョン
5.0点
ネタバレほっこりする映画。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - mit********
5.0点
ネタバレ評価が意外に低くてびっくり
このレビューにはネタバレが含まれています。
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