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監督失格
2011年9月3日公開

監督失格

1112011年9月3日公開

jir********

4.0

ネタバレ人生とは、無意味な空騒ぎ

本人からすれば悲劇、他人からしたら喜劇 勝手に泣いて笑って問題を抱え込んで気付いたらあっという間に年をとってる。 由美香の死の呪縛から逃れられない平野監督の姿は私たちでもある。 ブランドに依存したり、仕事にしがみついたり、過去の栄光が忘れられなかったり人間は必ず何かに憑かれている。 平野監督はそれに五年で気付いた、憑かれているんじゃなくて自分がこだわっていただけなのだと。 この五年は私は短いと思う。 死ぬまで何かに執着したまま死んで行く人が大半だからだ。 なので本作は他人からみても喜劇ではなく、キチンと悲劇として撮られていたと思う。 ラストの平野監督の「いけー」は「行け」なのか「逝け」なのか? 鬼気迫る非常に良いラストだったと思う。 しかし、この物語の主人公は実は由美香ママなのかもしれない、と思った

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