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ロシアン・ルーレット (2010)

13

監督
ゲラ・バブルアニ
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2.80 / 評価:327件

解説

17人の男たちによる100万ドルの賞金を懸けたロシアン・ルーレットを緊張感たっぷりに描くサスペンス・スリラー。グルジア出身のゲラ・バブルアニ監督の『13/ザメッティ』をハリウッドでリメイクし、バブルアニ監督が再びメガホンを取る。『コントロール』のサム・ライリーのほか、ジェイソン・ステイサムやミッキー・ロークなどハリウッド・スターたちが出演。命をもてあそぶ金持ちたちと命を懸ける男たちを大胆に描き、スリル満点のハリウッドらしいエンターテインメント作品に仕上がっている。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

家族を養う貧乏な青年ヴィンス(サム・ライリー)、囚人のパトリック(ミッキー・ローク)、謎の男ジャスパー(ジェイソン・ステイサム)らわけありの男たち17人が、大金が手に入る仕事を求めてある館にやって来る。そこでは、金持ちたちによるあるギャンブルが行われていた。それは集団ロシアン・ルーレットで、プレイヤーは集められた男たちだった。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2009 ALL RIGHTS RESERVED.
(C)2009 ALL RIGHTS RESERVED.

「ロシアン・ルーレット」最貧民はどこの国にも存在し、狂気も遍在する

 グルジア出身の監督ゲラ・バブルアニがモノクロ映像のなかに描き出した「13 ザメッティ」(07)のハリウッドリメイク。ハリウッドでの他国作品のリメイクなど珍しくもないが、「ロシアン・ルーレット」は、オリジナルの監督を招いての文字通りのリメイクという点で異例である。台詞も少しいじられているがストーリーラインは原則同じ。芝居でいう、キャストを変更しての大舞台での<再演>なのだ。

 ジェイソン・ステイサム、ミッキー・ロークの出演は「おい、グルジアの若造、心配するな、おれたちが不安を取り除いてやるぜ」という義侠だろうし、ヒップホッパー、カーティス・“50セント”・ジャクソンの出演は、彼の主演作「ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン」のタイトルこそがロシアン・ルーレット・スピリットに繋がると踏んでの依頼か。そして、ベン・ギャザラが渋い。

 寒々しい風景の中に展開して、確かにこのような狂気の賭けゲームは存在しているかも、と思わせた東欧的オリジナルがアメリカに移植しうるか?という心配は杞憂であった。というか最貧民はどこの国にも存在し、狂気も遍在する。アメリカはその点で常にトップクラスだった。アメリカ映画におけるロシアン・ルーレット・シーンの傑出はやはり「ディア・ハンター」のクリストファー・ウォーケンだろうが、あれは個人技。「ロシアン・ルーレット」は、オリジナルより4人プレイヤーが増えている。<13>という数字はどこへ? それがささやかな<キモ>だ。(滝本誠)

映画.com(外部リンク)

2011年6月9日 更新

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