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劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ

どーもキューブ

4.0

入江監督の劇場版かまってフィクドキュ

プロデュース(他多数)、脚本、監督入江悠。 ラップを定礎した物語「サイタマノラッパー」 自主ながらもセカンドからサードムービーを製作中の入江悠監督の最新作。 神聖かまってちゃん? ロックドキュメンタリー? 役所浩二監督「ガマの油」で出演していた元気娘二階堂ふみさんが、何やら不満ありげでガンを飛ばすチラシ。 そのチラシ下には何やらパソコン片手に歌う姿。 のちテレ東から飛び出た文科系モテキ見参ドラマ「モテキ」でも挿入歌として聞く。ロックしてる曲感。新作レンタル鑑賞となりました。 入江監督のまさしくバンド「神聖かまってちゃん」の ドキュメンタリーとか、 ライブに迫るとか、 バンドに迫るとか、 じゃなく あくまで複数フィクションドラマと ライブを融合した 劇場版のロック神聖かまってちゃんの映画バージョンとなっております。 新鮮で面白かったです。 時に笑い、 時にマイナスな感傷が走り 時に感情は、ぶつかり 時に盛り上がり 時に、呟き。 それは、ライブ会場に巨大にそびえ降りている、 コンピュータースクリーンで駆け巡るニコドウの様々なつぶやきのよう! あれは、まるで言葉のシャワーであり、共鳴のライブの静かな言霊のようだ! バンド神聖かまってちゃんライブに向けて錯綜する物語3つ この物語が ライブを盛り上げるとか バンドの成り立ちを物語るとか そういうかまってちゃんに絡めた物語じゃありません。 あくまで、かまってちゃんと触れる三者模様 入江監督ライターの三番勝負のドラマがライブに向けて疾走します。 どちかというと負のドラマが光ります。 二階堂ふみさんのひかるロックな怒鳴り 二階堂さんは、のち園子温監督「ヒミズ」で世界に表彰されるわけですが、その萌芽は、本作にあったんですね!その演技を是非! かまってちゃんマネージャーのドラマ そして異様なまでにオーラがあったママ 大人のビデオ女優から 今や女優の森下クルミと子供 いやーこの子供の ダダをコネルシーンは、個人的に覚えがあり、切ないっキュンと思わず爆笑 あるあるあの後ずさり気味な引っ張られ加減のぐずりみたいなあのシーン好きです! 森下クルミのどこか疲れきった感じが色気さえ失わせる疲れ果てたオーラが良かったです! あと入江組の「サイタマノラッパー」でお馴染み駒木場隆介君が、恐らくノンクレジットゲスト出演! あと今年よく見るおひげの宇野祥平さん!(「婚前特急劇場版」「超悪人」) 森クルさんの嫌ぁーなマネージャーを演じてます、宇野さんは、将来の竹中直人枠勝手に決定! 少しアレかな?と思ったのは、 もう少しliveを見たかったかな?という欲求でしたし、ドラマの収束に少々物足り感あったかなぁというのもあります。 がしかし、非常に新鮮でした。新たな面白さに満ち、 神聖かまってちゃんというロックバンドに 入江流のロックフィクドキュメントを絡めた入江ミュージックハーモニーをドラマと生ライブがシンクロしていきます。 ドラマ部分のフィクションとliveのドキュメンタリーを繋げた画期的な作品だと思いました。誰もこんな試みやっていません、だから新しく見えました! 私はラストクレジットの曲、歌詞に不思議にさぶいぼがゾワゾワたちました。 かまってちゃんは、ロックしてますよっ! さて、 入江監督の 神聖かまってちゃんの フィクションドキュメンタリー 劇場版かまってフィクドキュ、是非ご覧ください! 追記 勿論YouTubeで神聖かまってちゃんのPVを見まくったという 鑑賞後のお約束を果たしたのでした。

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