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インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実
2011年5月21日公開

インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実

INSIDE JOB

1092011年5月21日公開

gtr********

5.0

アメリカ大統領選挙の背景の一端が分かる

ムーアの『キャピタリズム」の終盤に強欲な ウォール街を批判する民衆が描写されていたが、あれがWWS運動となりサンダースやトランプを支持する「怒れる市民階級」の動きにつながっている。 キャピタリズムで触れられた農民一揆だ。 もちろん強欲ウォール街住民以外の問題もあるが、1%の富裕層が富の多くを握る、剥き出しの資本主義と言うものの本質を、本作は炙り出している。 資本主義とはあくなき利潤追求がその本質であり、インタビューで語るウォール街側の人びとは、いわば資本主義がヒトの姿を借りて自説を述べているようなもの。 同様に資本主義の醜悪な部分を描いた「エンロン」も、オススメの一作。

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